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食いだおれ白書

世界を食いだおれる

深夜食堂

令和は変な気候が続く。6月になって早々に梅雨入りしたのに肌寒い。5月の半袖が嘘のように、長袖を押し入れから出勤させてしまう。 そんな寒い夜、塩サバと豚汁が食べたくなる。 アパートを出て2、3分も歩けば西新宿のオフィス街。ネオンの灯りに誘われ今か…

One More Cup Of 珈琲

底冷えの如月も残り3日となった令和四年2月26日(土)。珈琲に呼ばれて浅草へ向かった。友人がBOOK STOREの2階を借りて珈琲屋を開店。 "こたつのように温かい場" を創りたいことから「KOTABA COFFEE」と命名した。一ヶ月に一度だけの限定オープン。日は決ま…

レモンパイ

映画において観客を真っ先に突き動かすのが食べ物。2004年公開、クリント・イーストウッドの最高傑作『ミリオンダラー・ベイビー』もそのひとつ。 女性ボクサーのヒラリー・スワンクと老トレーナーのクリント・イーストウッド。母親に見捨てられた娘と、娘に…

おでんは片想いで

好きな人を誘っておでんを食べにいった。冬が本気を出してきた12月16日、向かったのは上野の「おでん小林」。19時前にJR御徒町駅北口で待ち合わせる。 千葉の実家に住む女性と新宿で独り暮らしのボク。山手線と常磐線が通る上野は落ち合いやすい。先月、はじ…

道頓堀〜千日前の啓蟄

啓蟄に大阪に来た。「けいちつ」と読む。二十四節気のひとつで3月5日前後のこと。「啓蟄」は「冬籠りの虫が春を感じて活動を始める頃」の意味。令和六年の大阪は寒かった。 DAY1:3月5日(火) 喫茶アドリア 通天閣とスタジオK あづま食堂 新世界東映 黒門市…

新世界〜通天閣の夜光

新世界は夜の街。欲望の象徴に溢れかえり、本能の解放が渦巻いている。前回2泊した6月は運悪く通天閣が工事中でライトアップを見られなかった。そのリベンジ。11月30日に新世界を訪れた。 喫茶ブラザー 通天閣(真昼) 国際地下劇場 新世界東映 東横INN 今里…

道頓堀〜晩秋の色どり

フリーランスの物書きになり、11月7日にはデビュー作も出版した。いよいよ自分の作品づくりに向けて爆進していく。1970年台の大阪ミナミを描く小説に欠かせないのが御堂筋の銀杏並木。緑から黄へと色づいていく。 11月10日(金) 松屋(うどん) いなの路 11…

通り雨の愛染まつり

愛染まつり。天神祭、住吉祭に並ぶ大阪三大夏祭り。だんじり祭りなど男のイメージが強い大阪で、愛染まつりの主役は愛染娘。聖徳太子の時代から1400年以上続き、勝鬘院(しょうまんいん)金堂の御本尊・愛染明王にあやかって「愛染さん」で親しまれる。 愛染…

新世界の朝日〜夏の通天閣

コロナ前より人口密度が濃くなった新宿の夜。あらゆる規制から解放された飲み帰りの若者やサラリーマン、円安に背中を押された外国人観光客で溢れかえっていた。時折、涼しい夏風が吹くが、すぐに人の壁に遮られる。きっと道頓堀や新世界も凄いことになって…

道頓堀〜初春の色彩

初日 3月15日(水) 早朝飯:白寿 モーニング:喫茶オランダ 天王寺・学園坂 トーホーシネマズなんば 高津宮 昼食:茶珈 理髪館 夕食:麓鳴館 夜食:純喫茶アメリカン 2日目 3月16日(木) 朝食:作の作 昼食:アラビア珈琲 会津屋 3日目 3月17日(金) 朝食…

道頓堀〜真冬の旋律

Day1:12月23日 初食:花丸軒 朝食:丸福珈琲店 天王寺七坂 昼の新世界&通天閣 天王寺動物園 懐食:木村屋 昼飯:𠮷野家(上本町) 夕食:夫婦善哉 相合マッサージ Day2:12月24日 朝飯:黒門市場 ウィンズ道頓堀 スイーツ:英國屋 DAY3:1月2日 生國魂神社 ア…

道頓堀〜真夏の香り〜

中学・高校がすぐ隣の駅なのに道頓堀には一度も来たことがなかった。 某プロ野球チームの影響で「怖い」「汚い」の印象がすっかり定着。同じ難波にありながら、プロレスを観に何十回も通った大阪府立体育会館の聖域とは反対。まさにアンタッチャブル。難波に…