食いだおれ白書

世界を食いだおれる。世界のグルメを紹介します。孤高のグルメです。

ポークハムカツ〜きつね色の優等生、ザクッの向こうに、まじめな旨さ

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  • 価格:189円(税込)
  • ジャンル:揚げ物惣菜
  • カロリー:257kcal
  • 原材料:豚肉(カナダ)

セブンイレブンで働く、リアル・コンビニ人間が知っている、“本気の商品”がある。

セブンで働いていると分かる。フライヤーには、ときどき“新人のくせに大物”が現れる。ポークハムカツ(189円)

2026年1月20日デビュー。静かに棚入り。だが、存在感はうるさい。

まず、見た目がいい。きつね色の衣。丸くて、どこか給食のスター。だが中身は子ども向けではない。

かじる。

ザクッ。

衣は軽やか。油っぽさが前に出ない。その奥から、豚肉のハムがどん、と来る。塩気は穏やか。旨みはストレート。変化球なし。

ハムと衣が、それぞれ別々に仕事をしている。なれ合わない。混ざりすぎない。だからこそ、純度が高い。

中濃ソース? もちろん合う。でも、個人的には“そのまま”を推す。素材の真面目さを、そのまま味わってほしい。

257kcal。189円。この数字、ちょうどいい。攻めすぎない。守りすぎない。腹八分目の幸福。財布にも胃袋にも優しい現実解。

これはジャンクじゃない。油でテンションを上げるタイプではない。

例えるなら、学年一のヤンキーではなく、通知表オール4で生徒会もやってるやつ。

派手な必殺技はない。だが、毎日戦える。フライヤー界の堅実エース。気づけば一軍。気づけば定番。ブームじゃない。“生活に入り込む強さ”だ。

 

北海道産じゃがいもの牛肉コロッケ〜セブン最強コロッケ伝説、年間6700万個の静かな怪物

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  • 価格:108円(税込)
  • ジャンル:揚げ物惣菜
  • カロリー:224kcal
  • 原材料:じゃがいも(北海道)、牛肉(オーストラリア、カナダ)

セブンイレブンで働く、リアル・コンビニ人間が知っている、“本気の商品”がある。今回は、揚げ物惣菜のファストフード(店側では「フライヤー」と呼ぶ)のひとつ。

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セブンで働いていると分かる。レジ横のショーケースには、“静かな怪物”がいる。

北海道産じゃがいもの牛肉コロッケ(108円)

108円。だが、年間6700万個。数字がもう、スター。

しかも中身は本気だ。「蒸す」「つぶす」「炒める」「混ぜる」「成形する」。家庭の台所でやるあの工程を、工場で愚直に再現。効率よりも、“手作り感”を取りにいっている。

2025年9月、パン粉を改良。水分を吸いにくくして、サクサク持続。さらに加熱工程を見直し、じゃがいもの香りとホクホク感を底上げ。地味なアップデート?いや、こういう改善がバケモノを作る。

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かじる。

ザクッ。

衣の軽快な破裂音。そのあとに来るのは、北海道じゃがいものホクホク。牛肉と玉ねぎの甘みが、じわり。

派手じゃない。でも、沁みる。百円玉で買える温もり。寒い夜、ポケットに小銭を握りしめていたあの頃を思い出す。尾崎豊の『十五の夜』が流れてくる。

これは惣菜じゃない。帰り道に咲く、黄金の記憶。フライヤー界のストロングスタイルである。

 

冬の王者・セブンイレブン中華まん〜寒さはレジ横で溶ける、湯気に季節を預けよう

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  • 価格:140円〜210円(税込)
  • ジャンル:中華まん
  • 製造:新宿中村屋

セブンイレブンで働く、リアル・コンビニ人間が知っている、“本気の商品”がある。

セブンイレブンで働いていると、季節の足音が聞こえる。それは、冷たい風でも、街のイルミネーションでもない。レジ横の湯気だ。

今回、語りたいのは1970年代後半、コンビニ黎明期から冬を支えてきた名脇役にして絶対王者・セブンイレブンの中華まん。

製造は、あの新宿中村屋。老舗の矜持が、コンビニ価格に宿る。

ちなみに豆知識。ファミマは井村屋、ローソンはフタバ食品など。そして「肉まん」と「豚まん」は呼び方違い。中身は同じ。関東は肉まん、関西は豚まん。551蓬莱を思い出した人、あなたは通。

セブンイレブンでは、22時以降の深夜帯に什器を洗浄。朝5時に最初の中華まんを蒸す。コンビニ中華まんは75度で蒸してから30分後に食べられる。

ファストフードなのに、実はかなり繊細。だから言う。カラシはいらない。素材で勝負している。

湯気で殴ってくる中華まん。これが本気。レジ横の最終兵器。

4位:ふんわり×ごろっと 肉まん

  • 価格:168円(税込)
  • カロリー:212kcal

まずは王道。豚肉と玉ねぎ、筍、椎茸を加えたゴロゴロとした具材、米粉を配合したふんわりしっとりとした生地で包んだ肉まん。

割った瞬間、ごろごろ具材の圧。豚肉、玉ねぎ、筍、椎茸。どこか蓬莱を思わせる懐かしさ。味はあっさり。だが薄くない。これが絶妙。

スナック菓子のようにパクパク。シュークリーム感覚でいける軽快さ。「とりあえず一個」の安心感。

3位:もちふわ×つぶつぶ つぶあんまん

セブンイレブン中華まん

  • 価格:140円(税込)
  • カロリー:210kcal

甘党代表。関西地域で好まれる控えめな甘さで、風味と味を引き立てた国産つぶあんを、もっちりふんわり食感の生地で包んだあんまん。

国産つぶあん。甘さ控えめ、関西仕様。口に入れると、雪解け。

芳醇だがしつこくない。もちふわ生地との調和が美しい。主張しすぎない甘さ。寒い夜、これとお茶。それだけで冬は乗り越えられる。

2位:もちふわ×とろ~り ピザまん

2位:もちふわ×とろ~り ピザまん

  • 価格:170円(税込)
  • カロリー:194kcal

中華まん界の異端児。すっきりとしたトマトの酸味と甘みのトマトソースと、とろ~りコクのあるニュージーランドやオランダのチーズを組み合わせた、もちふわ食感のピザまん。

トマトの酸味がスッと来る。チーズが、とろり。ピザというより、ピッツァ。喫茶店のピザトーストと中華まんのハイブリッド。和洋折衷の奇跡。

甘み、酸味、コク。バランスが優秀すぎる。軽いのに満足感が高い。

1位:もっちり×ジューシー 特製豚まん

1位:もっちり×ジューシー 特製豚まん

  • 価格:210円(税込)
  • カロリー:358kcal

圧勝。豚肉の旨みが感じられるジューシーな具、もっちり食感と甘みのある生地の豚まん。唯一の200円台。唯一の300kcal台。つまり、覚悟が違う。

割った瞬間、肉汁の香り。豚の旨みが直球。玉ねぎのシャキシャキ。角煮のようなほろほろ感。生地は甘みがあり、もっちり。一口で分かる。

格が違う。

おやつにもなる。本気を出せば、主食にもなる。満腹度、満足度ともに頭ひとつ抜けている。

寒い日に、レジ横の湯気を見たら負けだ。今日は、湯気に身を委ねよう。

 

7Pゼロサイダートリプル〜100円台の闘魂三銃士、満足度はフルスロットル

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  • 価格:116円(税込)
  • ジャンル:炭酸飲料
  • 製造:アサヒ飲料株式会社
  • カロリー:0kal

セブンイレブンで働く、リアル・コンビニ人間が知っている、“本気の商品”がある。

今回、語りたいのは「安かろう旨かろう」を爆進する100円ドリンク。100円台で暴れ回る革命児である。

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7プレミアム ゼロサイダートリプルは、セブン&アイグループが販売する、カロリー・糖類・脂質の「3つのゼロ」を特徴とした機能性表示食品の炭酸飲料。すっきりとした甘さで、食物繊維や乳酸菌などを配合し、罪悪感なく美味しく体をケアできる

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橋本真也、武藤敬司、蝶野正洋の闘魂三銃士のように、どれもが超一流で、甲乙がつけ難い。

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ベースになるのは127円の「ゼロサイダートリプル」だ。あの“炭酸のキツさ”を丸く削った設計。シュワッ、ではなく、スーッ、パチッ。サイダーやファンタなどの炭酸飲料の「味」が苦手な人でも美味しく感じられる。

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1.5リットルのペットボトルもある。家庭の冷蔵庫常備軍。

ゼロサイダートリプルビタミン+α

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ゼロサイダートリプルビタミン+αは、1本で1日分のビタミンCが摂れるレモン味の炭酸飲料。ボトルは鮮烈なイエロー。理科室のビーカーか、夏の太陽か。中央の六角形デザインが、「栄養、入ってますよ」と静かに圧をかける。

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飲んだ瞬間、刺すような炭酸とレモンの酸味。

からの──

甘い余韻。

150キロの直球のあとに、90キロ台のスローカーブ。緩急が芸術。口の中が完全に野球中継。思わず映画『タクシードライバー』のトラビスばりに首をブンブン振りたくなる。

ゼロサイダートリプルファイバー+α

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ゼロサイダートリプルファイバー+αは、1本で1食分の食物繊維が摂れ、6種のアミノ酸が配合された柑橘味の炭酸飲料。

オレンジのボトル。夕焼け色。ラベルはポップだが、内容は真面目。

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炭酸はシャープ。そのあとに広がるのは、柑橘の爽やかさ。

これがゼロ?と疑うレベルの果実感。スッキリ系なのに、ちゃんと“飲みごたえ”がある。部活帰りの高校生のような、爽快さとエネルギー。

ゼロサイダートリプル乳酸菌

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最もおすすめが、ゼロサイダートリプル乳酸菌+α。「CP2305株」とオリゴ糖を配合。なんかもう理系。ボトルは爽やかなブルー。清潔感。氷を連想させる透明感。

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味は、カルピスを一段クールにした感じ。甘さは抑えめ。でも優しい。

炭酸の刺激と、乳酸菌系のやわらかな風味が同居する不思議。飲み終わる頃、「体にいいことしたかも」という錯覚が訪れる。この錯覚、大事。

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果汁ゼロ。カロリーゼロ。糖類ゼロ。

でも、味はゼロじゃない。

むしろ、満足度はプラス。

ノンシュガー飲料にありがちな「我慢してます感」がない。

これは「我慢」ではなく「選択」だ。100円台でここまでやるか。

セブンで働いていると分かる。これは単なるPB飲料じゃない。

“安かろう旨かろう”の完成形。正直に言おう。コンビニ炭酸、トップクラス。

冷蔵ケースの前で迷ったら、今日はゼロでいこう。罪悪感も、ゼロ。

 
 

枝豆チップス〜静かな中毒、138円で、夏を一袋さらっていくやつ

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  • 価格:138円(税込)
  • ジャンル:スナック菓子
  • 製造:株式会社東ハト
  • カロリー:226kal

セブンイレブンで働く、リアル・コンビニ人間が知っている“本気の商品”がある。

今回、語りたいのは、セブンプレミアム「枝豆チップス」のスナック菓子。

まず見た目がもう夏。売り場であのグリーンを見るたびに思う。

「お前、爽やか担当やろ」と。

価格は138円(税込)。正直、安い。だが油断してはいけない。この価格帯で“記憶に残る味”を出してくるやつは、だいたい曲者だ。

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製造は、株式会社東ハト。「暴君ハバネロ」「チョコビ」「ビーノ」を世に送り出してきた、スナック界の問題児…いや、革命家。つまり、静かな顔をしていても中身は攻めている可能性が高い。

袋を開けると、ふわっと枝豆の香り。青い。若い。初夏。

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一枚つまむ。極薄。そして、パリッ。いや、違う。パリッッッ。

この音、気持ち良すぎる。もはやASMR案件。

生地に練り込まれた枝豆の風味が、じわっと広がる。塩気は控えめ。枝豆の甘みが主役。「ビールのつまみ」ではなく、「枝豆そのものをスナック化しました」という潔さ。

噛むたびに、夏の夕暮れにタイムリープする。

縁側。うちわ。遠くで鳴くヒグラシ…そしてなぜか冷蔵庫から取り出される炭酸。

そう、これ、炭酸と鬼のように相性がいい。強く推したいのは、キンキンに冷えた無糖炭酸水。

枝豆の青い旨みと炭酸の刺激がぶつかる瞬間、口の中で夏祭りが開催される。

セブンで働いていると分かる。これは“棚の名脇役”ではない。地味な顔をして、リピーターを量産するタイプだ。

138円で、夏を一袋、持ち帰れる。

気づいたら、袋は空だ。

 

とろ生食感チーズケーキ〜これは事件、罪悪感229kcal、満足感フルスイング、コンビニスイーツの到達点

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  • 価格:291円(税込)
  • ジャンル:洋生菓子
  • 製造:プライムデリカ
  • カロリー:229kal

セブンイレブンで働く、リアル・コンビニ人間が知っている、“本気の商品”がある。

今回、語りたいのは、セブンイレブンのスイーツ「とろ生食感チーズケーキ」

まず名前が強い。“とろ生”だけでも攻めているのに、さらに「食感」まで背負わせてきた。これはもう、「味だけじゃ勝負しません」と宣言している。

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価格は291円(税込)。300円を切っているが、覚悟は完全に300円超え。カロリー229kcal。罪悪感は軽め、満足感は重量級。

しかもこのチーズケーキ、スイーツ総選挙で嵐の相葉雅紀が激推しという、謎に国民的お墨付きまで付いている。

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開けた瞬間、表面はつるん、ふるん。スプーンを入れると、「切る」というより「沈む」。口に運ぶと、溶けない。消えない。とろける。

虚無のように消滅するタイプではない。ちゃんと舌の上に重力があり、余韻が踊り、「今、チーズケーキ食ってますよ」と存在を主張してくる。

下に控えるカリカリの生地が、またいい。この緩急。この間合い。完全に漫才だ。ボケが“とろ”、ツッコミが“カリ”。

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チーズの甘さと風味も絶妙で、前に出すぎず、引きすぎず、「主役は私ですが、騒ぎません」という理想的な立ち位置。

百点満点のチーズケーキに人生で出逢ったことがない。

まさかセブンイレブンに隠れているとは思わなかった。もう、コンビニスイーツの枠を一段超えている。

正直に言おう。コンビニスイーツNo.1。今後これを超えるスイーツに出逢える可能性は、限りなく低い。

by カエレバ

セブンイレブンおすすめ商品

クワトロチョコエクレア〜397円で天国への階段を登る、チョコ4層、満足度フルスロットル

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  • 価格:397円(税込)
  • ジャンル:洋生菓子
  • 製造:フジフーズ
  • カロリー:340kal

セブンイレブンで働く、リアル・コンビニ人間が知っている、“本気の商品”がある。

最初に語りたいのは、セブンイレブンのこのスイーツだ。冷蔵ケースの扉を開けた瞬間、黄色いパッケージがこちらを見返してくる。主張は強いのに、どこか品がある。それが「クワトロチョコエクレア」

価格は397円。サンキュッパではない。だけど400円でもない。この“わずかな間”に、覚悟が詰まっている。「チョコをやりきりますよ」という、無言の宣言。

スイーツ総選挙において、天海祐希の激推し商品である。

クワトロチョコエクレア

製造者はセブン-イレブンのおにぎりやお弁当、サンドイッチ、サラダなど、年間550種類の商品を開発するフジフーズ。

4種類のチョコは、ダークチョコクリーム、ホワイトチョココーチング、チョコクリーム、コーチングチョコ。

持ち上げると、ずしりとした重量感。これは軽口のスイーツじゃない。一日の終わりに、ちゃんと向き合うタイプの甘味だ。

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ひと口目。まず歯が触れるのは、パリパリのコーチングチョコ。薄く、しかし確信的な硬さ。この音が、旅の出発の合図になる。

すぐ下から現れるのが、ふわふわのチョコクリーム。空気を抱き込んだような軽さで、
さっきまでのパリパリをやさしく受け止める。ここで一度、甘さは広がるが、決して暴れない。

さらに進むと、ダークチョコクリーム。甘さは抑えられ、少しだけ大人の影が差す。「まだ先があるぞ」と、味が語りかけてくる。

そして、ホワイトチョココーチング。明るく、まろやかで、角がない。チョコの世界を旅してきた舌を、最後にやさしく包み込む役回りだ。

このエクレアは、ただチョコを重ねていない。階層ごとに甘さと食感を調整している。フワ、パリ、なめらか、コク。天国への階段を、一段ずつ登っていくような設計。

それぞれのチョコは個性派なのに、出しゃばらず、足並みが揃っている。例えるなら、旅芸人の一座。誰かが突出すると全体が崩れることを、ちゃんと知っている。

食べ終えたあと、「甘いものを食べた」ではなく、「スイーツという旅をした」という感覚が残る。

コンビニスイーツは、日常だ。でも、このクワトロチョコエクレアは、日常の中に、少しだけ非日常を差し込んでくる。

今日が少し疲れているなら。チョコで、階段を登ろう。

セブンイレブンおすすめ商品

 
 
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