
- 価格:140円〜210円(税込)
- ジャンル:中華まん
- 製造:新宿中村屋
セブンイレブンで働く、リアル・コンビニ人間が知っている、“本気の商品”がある。
セブンイレブンで働いていると、季節の足音が聞こえる。それは、冷たい風でも、街のイルミネーションでもない。レジ横の湯気だ。
今回、語りたいのは1970年代後半、コンビニ黎明期から冬を支えてきた名脇役にして絶対王者・セブンイレブンの中華まん。
製造は、あの新宿中村屋。老舗の矜持が、コンビニ価格に宿る。
ちなみに豆知識。ファミマは井村屋、ローソンはフタバ食品など。そして「肉まん」と「豚まん」は呼び方違い。中身は同じ。関東は肉まん、関西は豚まん。551蓬莱を思い出した人、あなたは通。
セブンイレブンでは、22時以降の深夜帯に什器を洗浄。朝5時に最初の中華まんを蒸す。コンビニ中華まんは75度で蒸してから30分後に食べられる。
ファストフードなのに、実はかなり繊細。だから言う。カラシはいらない。素材で勝負している。
湯気で殴ってくる中華まん。これが本気。レジ横の最終兵器。
4位:ふんわり×ごろっと 肉まん

まずは王道。豚肉と玉ねぎ、筍、椎茸を加えたゴロゴロとした具材、米粉を配合したふんわりしっとりとした生地で包んだ肉まん。
割った瞬間、ごろごろ具材の圧。豚肉、玉ねぎ、筍、椎茸。どこか蓬莱を思わせる懐かしさ。味はあっさり。だが薄くない。これが絶妙。
スナック菓子のようにパクパク。シュークリーム感覚でいける軽快さ。「とりあえず一個」の安心感。
3位:もちふわ×つぶつぶ つぶあんまん

甘党代表。関西地域で好まれる控えめな甘さで、風味と味を引き立てた国産つぶあんを、もっちりふんわり食感の生地で包んだあんまん。
国産つぶあん。甘さ控えめ、関西仕様。口に入れると、雪解け。
芳醇だがしつこくない。もちふわ生地との調和が美しい。主張しすぎない甘さ。寒い夜、これとお茶。それだけで冬は乗り越えられる。
2位:もちふわ×とろ~り ピザまん

中華まん界の異端児。すっきりとしたトマトの酸味と甘みのトマトソースと、とろ~りコクのあるニュージーランドやオランダのチーズを組み合わせた、もちふわ食感のピザまん。
トマトの酸味がスッと来る。チーズが、とろり。ピザというより、ピッツァ。喫茶店のピザトーストと中華まんのハイブリッド。和洋折衷の奇跡。
甘み、酸味、コク。バランスが優秀すぎる。軽いのに満足感が高い。
1位:もっちり×ジューシー 特製豚まん

圧勝。豚肉の旨みが感じられるジューシーな具、もっちり食感と甘みのある生地の豚まん。唯一の200円台。唯一の300kcal台。つまり、覚悟が違う。
割った瞬間、肉汁の香り。豚の旨みが直球。玉ねぎのシャキシャキ。角煮のようなほろほろ感。生地は甘みがあり、もっちり。一口で分かる。
格が違う。
おやつにもなる。本気を出せば、主食にもなる。満腹度、満足度ともに頭ひとつ抜けている。
寒い日に、レジ横の湯気を見たら負けだ。今日は、湯気に身を委ねよう。