旅を重ねるたびに東京の小洒落た店より、地方のお母さんが作る料理のほうが美味しくなっていく。それを確認するのは旅の宿命である。素泊まりしかない別府の明晩温泉・紺屋地獄から歩いて3分。ここに癒しと美味がある。明礬(みょうばん)うどん。
山菜盛り沢山な明礬うどん900円、別府発祥の「とり天」500円を追加。昆布出汁と醤油出汁をブレンドしたような滋味、現地で食うとこんなに旨いのかとビビるとり天。沢庵も最強。大分出身の源田壮亮くらい、たまらん美味しさ。絶対に温泉とセット。
別府駅のファミマで買って宿の冷蔵庫でキンキンに冷やしておいた紙パックのワイン。そんなワインも明礬うどんの余韻のおかげで美味しく頂けた。