文章の先生と一緒に伊豆松崎へ向かう旅は格別だ。ひとり旅が99%の僕は隣に誰かがいると、逆にちょっと不安になってしまう。でも、いつも先生は笑ってくれ、ノンストップの機関銃のように愉しくゲラゲラ笑いながらしゃべり続けてくれる。明石家さんまもビックリするだろう。電車が通っていない松崎へ向かうには、新宿や横浜から踊り子号に乗って伊豆急下田で降りる。そこで東海バスで向かうが、この日は松崎に住む女性が車で迎えに来てくれた。
前回、改装中で食いそびれた「いし塚」は今日が定休日。代わりに向かったのが、伊豆急下田駅前から徒歩15分の蕎麦茶寮 須田。
68席でゆったりした空間。テーブル 44席、座敷24席。駐車場も30台停められる。 「蕎麦茶寮」というこじんまりをイメージさせる字面とは逆にスケール感が大きい。
「天ぷら」1480円。蕎麦の殻の部分を多めに入れ、少し黒っぽい蕎麦が須田の矜持。稲庭うどんのように平打ち麺で、それが甘めの出汁とマリアージュしている。天ぷら、特にエビフライが美味しく、「海辺の蕎麦」が夏を心地よく美化する。伊豆名物のワサビも癖が強すぎず、優しい風を口に吹かせてくれる。
| 店名 | 蕎麦茶寮 須田 |
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| 住所 | 静岡県下田市東中7-5 丸二ビル1F |
| 電話番号 | 0558-23-6515 |
| Fax | — |
| 営業時間 |
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| 定休日 | 火曜日 |
| 座席数 | 68席
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| 駐車場 | 30台 |
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