釜山には2種類の飲食店しかない。「美味い」か「美味すぎるか」。釜山2日目の朝。ソラリア西鉄ホテル釜山の大浴場で目を覚まし、朝の散歩に向かう。
汗が噴き出る快晴のモーニンググローリー。東川にかかるゴールデンブリッジまで散歩。釜山の人が道頓堀川に来たら懐かしさを覚える。川は水路であり磁力。関西人が釜山に多いのも、この川が引き寄せる。
西面（ソミョン）の西面の屋台通りで物色。24時間営業の店も多いので迷う。
日本語（カタカナ）で「ケミチブ」と店名の看板。朝から海鮮鍋なんて豪勢で縁起がいい。
店内は人がいない。オモニ（お母さん）が掃除をしている。「アンニョンハセヨ。日本から来ました」と伝えると、日本語のメニューを持って来てくれた。
テナガダコとホルモン、エビの炒め物1万3000ウォン（1500円）。贅沢な朝ごはん。
相変わらず韓国の前菜は豪快。朝から強烈な味付け。
オモニは「混ぜて混ぜて、まだまだ」というジェスチャーをする。日本人の旅行者が多いようだが、日本語はカタコト。おそらくソウルから来ていた親切な韓国人の男性旅行者が日本語ペラペラで丁寧に教えてくれた。韓国の人が日本に来たとき案内できるよう、最低限の韓国語を勉強したい。
ナクチポックン（タコ、エビ、ホルモン鍋）。まったく辛くなくオモニの優しさ。宵闇を彷徨う太陽のような海鮮鍋。美味すぎて「美味い」としか表現できず思考停止。次々とお客さんが入ってくる。3組とも独り旅の日本人男性という店内。
朝マッコリ5000ウォン（540円）もやさしい。歴代トップクラスに美味しい朝ごはん。1万8000ウォン（1900円）も全然安い。韓国の店はオモニ全員がマシッソヨ？と必ず聞いてくる。「マシッソッソヨ」と言うと、「お店を日本人に広めてね」とカタコトの日本語で言われた。もっと広まってほしい。
| 住所 | 釜山市（プサンシ）釜山鎮区（プサンチング）釜田洞（プジョンドン）240-5 |
|---|---|
| 住所(韓国語) | 부산광역시 부산진구 부전동 240-5 |
| 電話番号 | 051-819-8809 |
| 営業時間 | 24時間営業 |
| 休業日 | 無し |
| クレジットカード | 可 |
| 駐車場 | 無し |
| 日本語 | 不可 |
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