
「寿(ことぶき)を司る(つかさどる)」と書いて「寿司」と読む。寿司を食べる人が、生涯の喜びや日々の幸せを祝い、その moment を大切に味わう、という意味。
12年間、住んだ新宿の中で、実際に訪れて感動した鮨・海鮮の店を厳選して紹介する。
新宿すしスタンド EDOMAE SS

新宿すしスタンド EDOMAE SS は、2022年1月に誕生した江戸前鮨の人気店。高級鮨を「気軽」に「手頃」に楽しんでほしいというコンセプトで、1万円前後という価格ながら本格的な江戸前鮨を提供する。カウンター7席のみの小さな空間で、職人の手さばきを間近に感じながら味わえる贅沢なひとときが魅力。口コミで評判が広まり、今や予約が困難な店となっている。
ランチは60分制で、4,000円の「レギュラー」と6,000円の「レギュラー満タン」。ディナーは60〜120分で、6,000円の「レギュラー満タン」、8,000円の「ハイオク」、11,000円の「ハイオク満タン」とユニークな名前のコースが揃う。コースを食べ終えた後は、好みのネタをアラカルトで追加注文できるのも嬉しいポイント。

最初の訪問でおすすめは、ランチの「レギュラー満タン」コース。印象に残ったのは4品。まずは、甘みと食感のバランスが絶妙な海老。プリプリとしながらも優しい口当たりで、舌の上で穏やかにほどける。

次に中トロ。淡く柔らかなのに記憶に刻まれる味わいで、芸術作品のような存在感があった。さらに、赤酢のシャリがほのかに甘く、「また来てね」と語りかけるような巻き寿司。締めにもふさわしい優しい一貫だ。

そして極めつけはウニ。濃厚で芳醇、舌の上でとろけながら香りが踊る。雨の中でも気持ちを晴れやかにしてくれるような、忘れられない味だった。
店は新宿三丁目駅から徒歩圏内。営業日は月・木・金・土・日で、昼は11:30〜15:00、夜は17:30〜22:00。定休日は火曜と水曜。鮨好きなら一度は訪れたい、心も舌も満たされる一軒だ。奈良に住む姪や甥も、この店の鮨を食べるために新宿を訪れてほしいと思うほどの名店である。
新宿すしスタンド EDOMAE SSの情報
- 予約: 050-5589-8005
- 住所:東京都新宿区新宿3-20-8 トップスハウスビル 1F
- 最寄り駅:新宿三丁目駅
- 営業日: 月・木・金・土・日
- 営業時間:11:30 - 15:00、17:30 - 22:00
- 定休日:火曜日、水曜日
すし屋 銀蔵 新宿センタービル店

すし屋 銀蔵 新宿センタービル店は、昭和59年創業の株式会社だん家が運営する寿司チェーン「銀蔵」の一店舗。都内に約30店舗を展開し、この店は2012年に開業して以来10年以上の歴史を持つ。

新宿駅から徒歩5分、席数102席の広々とした店内は、平日ランチタイムにはサラリーマンで賑わう。肩肘張らずに入れる雰囲気と、主婦アルバイトの柔らかい接客が魅力だ。

寿司ランチの魅力は、コスパの高さ。「さくら握りセット」は8貫の寿司に味噌汁、茶碗蒸しが付いて980円。13分ほどで食べられるスピード感も、忙しい日にはありがたい。

さらに贅沢をしたいなら「おまかせ握りセット」(2,680円)。いくらやウニ、穴子など豪華ネタが揃い、天ぷらも付く江戸前らしいセットだ。

寿司以外も侮れない。ネギトロととろろを合わせた「ネギトロとろろ丼」(1,000円)は、風味も食感もやさしい一品。茶碗蒸しと味噌汁との相性も抜群で、小さな幸せを感じられる。

そしてユニークなのが「鶏の唐揚げ定食」(1,000円)。北海道旅行で出会った名物ザンギの思い出を彷彿とさせる濃い味付けとサクサク衣、中はジューシーで、午後の活力をくれる存在だ。

ちょっと贅沢したい日は「すみれ握りセット」(1,300円)もおすすめ。8貫の「さくら」に2貫を追加し、計10貫の華やかなセット。丁寧に仕込まれたネタの中でも白身のイカが光り、強めのワサビが心地よい刺激を添える。
気軽に寿司を楽しみたい人にも、しっかり味わいたい人にも応えてくれる一軒。新宿壱番街のど真ん中で、日常のランチにも、少し特別な食事にもぴったりの寿司処だ。
すし屋 銀蔵の店舗情報
- 店名:すし屋 銀蔵 新宿センタービル店
- 住所:東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル B1F 新宿壱番街
- 営業時間:11:30~14:30、17:00~22:30
- 定休日:土曜・日曜・祝日
- 席数:102席(カウンター・座敷・掘りごたつ)
- 支払い:クレジットカード、PayPay利用可
タカマル鮮魚店4号館

タカマル鮮魚店4号館は、新宿・小滝橋通りにある海鮮居酒屋で、株式会社鷹丸が運営。築地市場を思わせる活気ある空間で、新鮮な魚介を存分に味わえる。

おすすめは、粗く叩いた魚と味噌を海苔で包む「なめろう」(680円)。魚の旨味と潮の香りが広がる逸品だ。

衣は香ばしく中はしっとりの「まぐろ竜田揚げ」(880円)、皮はパリッと香ばしく身はふっくらの「鮭ハラス焼き」(1,000円)も絶品。

「刺身盛り合わせ」(2,980円)は中トロ、鯛、帆立、アジなどが美しく並び、まさに宝石のような一皿。200円でいただける「あら汁」は魚の骨から出る深い旨味が特徴。

締めには、ぷりぷり食感と香ばしい衣、マヨネーズのコクが絶妙な「海老マヨ」(980円)が人気。どの料理も素材の鮮度と職人の技が光り、海鮮好きなら必ず満足できる一軒だ。
タカマル鮮魚店4号館の店舗情報
- 店名:タカマル鮮魚店 4号館
- 住所:東京都新宿区西新宿7-15-13 西新宿MTビル1F
- アクセス:JR新宿駅西口より徒歩7分、西武新宿駅より徒歩5分
- 営業時間:11:00~23:00(L.O. 22:30)
- 定休日:なし
- 席数:不明(テーブル席・カウンター席あり)
- 支払い方法:クレジットカード、電子マネー、QRコード決済対応
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食の憶い出を綴ったエッセイを出版しました

『月とクレープ。』に寄せられたコメント
美味しいご飯を食べるとお腹だけではなく心も満たされる。幸せな気持ちで心をいっぱいにしてくれる、そんな作品。
過去を振り返って嬉しかったとき、辛かったときを思い出すと、そこには一生忘れられない「食」の思い出があることがある。著者にとってのそんな瞬間を切り取った本作は、自分の中に眠っていた「食」の記憶も思い出させてくれる。