食いだおれ白書

世界を食いだおれる。世界のグルメを紹介します。孤高のグルメです。

新宿最強グルメマップ〜夢と腹を満たす交差点、胃袋の聖地、食都物語

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新宿に上京したのは2013年の11月7日。まだ夜は平成だった。当時なか卯で1番安い。朝ご飯が卵かけご飯定食で150円。税務署通りに中華料理屋さんがあり、昼に余った食材を弁当箱に詰め込んで。夕方5時から300円で販売していた。残り物なので結構ボリュームがあり、お腹いっぱいになった。昼ごはんを我慢して朝と夜で1日450円。今は2色でも1000円以内に抑える事は難しい。平成の新宿は金も職もなく夢だけを荷物いっぱいに抱えた異邦人を受け入れる懐の深さ、やさしい余白があった。

カレー

カレーハウス11 イマサ

東京のカレーといえば「神保町」が代名詞だったが、今や“カレーの聖地”は新宿に移っている。「カレーの名店」と呼ばれた店が、次々と新宿にオープンし、多国籍文化の交差点として、インド、ネパール、スリランカ、欧風、日本式、タイといった多彩なカレーが集結。ランチにもディナーにも、深夜にも立ち寄れる、カレーの楽園が新宿である。

FISH 新宿店

新宿最強のフィッシュカレー

フィッシュ/西新宿

西新宿・小滝橋通り沿いに佇む、南インドカレーの名店『FISH 新宿店』。六本木アークヒルズの伝説的スタンドカレーを引き継いだ店舗として、2018年に復活。以来、スパイス好きを魅了し続けるカレーの“金字塔”だ。

インドのストリート・カレー「FISH 新宿店」

店内はミントグリーンを基調に、どこかレトロで清潔感ある落ち着いた雰囲気。スパイスの香りがふわりと立ちこめ、胃袋だけでなく感性までも刺激してくる。

フィッシュ/西新宿

おすすめは看板メニュー「2代目フィッシュカレー」。揚げたてサクサクの白身魚が驚くほどジューシーで、濃厚な旨味とスパイスの辛味が絶妙に絡み合う。ライスや副菜とのバランスも秀逸で、スプーンが止まらない。スパイス界の“下剋上”とも呼ぶべきインパクトだ。

伝説の味は皿の上に今も息づいている。新宿でスパイスカレーを語るなら、まずはこの一皿を。

FISH 新宿店の店舗情報

  • 店名:FISH 新宿店(フィッシュ)
  • 住所:東京都新宿区西新宿7-5-6 新宿ダイカンプラザ756 2F
  • アクセス:JR新宿駅西口から徒歩8分/西武新宿駅から徒歩5分
  • 営業時間:11:30〜15:00/17:30〜21:00
  • 定休日:日曜

スパイシーカリーハウス 半月

路地裏に咲く、スパイスと物語の名店

スパイシーカリーハウス半月〜路地裏のマハラジャ、スパイスの魔法

北新宿・百人町の交差点近く。細い路地にひっそりと佇む『スパイシーカリーハウス 半月』は、静けさの中にスパイスの熱を秘めた名店。パステルブルーの扉と、黄色い看板が目印の店は、2017年に創業して以来、独自の創作性と味でファンを魅了してきた。

スパイシーカリーハウス半月〜路地裏のマハラジャ、スパイスの魔法

店内はコンパクトながら居心地がよく、音楽や装飾にもセンスが光る。メニューは「チキンカレー」「日替わりカレー」「2種盛り」の3種類とシンプル。その分、料理に対する誠実さと集中力がうかがえる。

スパイシーカリーハウス半月〜路地裏のマハラジャ

おすすめは「2種盛り」。チキンカレーは南インド・スリランカ・ネパールの要素が交錯する骨太な味。日替わりの「ココナッツビーフ」や「イカ墨カレー」は、それぞれ甘みや深み、香りの変化が楽しめ、チキンとの対比で真価を発揮する。アチャールやキャロットラペなど副菜も、全体の調和を支える大事なピースだ。

ふたつの“半月”が寄り添ってひと皿をつくり出す。満月のような満足感。スパイスカレーの新たな表現に出会える、芸術的な一軒である。

スパイシーカリーハウス 半月の店舗情報

  • 店名:Spicy Curry House 半月(スパイシーカリーハウス はんげつ)
  • 住所:東京都新宿区百人町1-24-10 丸正食品センター2号館 1F
  • アクセス:JR大久保駅北口から徒歩2分/JR新大久保駅から徒歩5分
  • 営業時間:11:30〜15:00/18:00〜21:00
  • 定休日:月曜・火曜

ナングロガル

新大久保に息づくカトマンドゥ

ナングロガル〜新大久保のネパール料理

新大久保駅から歩いて数分、雑居ビルの3階に店を構える『ナングロガル』。店名はネパール語で「竹の家」を意味し、店内には竹細工の装飾やネパール語の会話、スパイスの香りが漂う。ここは、ネパールを知る人にとって“もう一つのカトマンドゥ”と呼びたくなる場所だ。

ナングロガル〜新大久保のネパール料理

ネパールを旅した人が懐かしさを覚え、ネパールを知らない人がその空気に惹かれる。そんな“旅の記憶”を皿の上に再現してくれるのが、この店の「ダルバート」。ネパールの国民食とも呼ばれる家庭料理で、豆スープ(ダル)、米(バート)、炒め物(タルカリ)、漬物(アツァール)、カレーがひと皿に盛られる。

ナングロガル〜新大久保のネパール料理

『ナングロガル』のダルバートは、エヴェレストで食べた味に最も近い本格派。素朴ながら滋味深く、スパイスの使い方に現地の生活感がにじむ。しっかりとスパイスで仕上げられたチキンカレーに、やさしい豆スープが寄り添う。付け合わせの野菜炒めや漬物もすべて手作りで、どのひと口にも家庭の温もりがある。

ネパールを旅した者にも、まだ旅していない者にも。ナングロガルは、新大久保に吹くヒマラヤの風である。

ナングロガルの店舗情報

  • 店名:ナングロガル
  • 住所:東京都新宿区百人町1-17-10 常陽第2ビル 3F
  • アクセス:JR新大久保駅から徒歩4分
  • 営業時間:11:00~15:00/17:00~22:00
  • 定休日:火曜日

カレーハウス11イマサ

一日が始まる朝カレーの聖地

カレーハウス11 イマサ

新宿駅西口、京王モール内という抜群のアクセスに店を構える『カレーハウス11イマサ』。1964年創業の老舗カレー専門店であり、新宿という街の変遷とともに歩んできた名店である。

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朝7時から営業しており、忙しいビジネスパーソンや旅人の胃袋を、半世紀以上にわたり温かく満たし続けている。

カレーハウス11 イマサ

おすすめは、朝にぴったりな「チキンカレー」。まろやかで甘口のルーは、トマトやチャツネの甘みを生かし、パプリカや玉ねぎが優しい風味を引き立てる。しっとりと煮込まれたチキンが、静かな朝にじんわり染み渡る一皿。彩り豊かなレトロポップな皿が、気持ちまで柔らかくしてくれる。ラッシーと一緒に楽しめば、甘みと辛みの対比が絶妙な朝のリズムを生む。

「朝カレーはここに限る」。そう言い切れる理由が、この店にはある。昭和から令和へと続く味の記憶。今日という一日を、やさしく、そして力強く始めさせてくれる。

カレーハウス11イマサの店舗情報

  • 店名:カレーハウス11イマサ
  • 住所:東京都新宿区西新宿1丁目1番地 新宿駅構内 京王モール
  • アクセス:JR新宿駅西口から徒歩1分
  • 営業時間:7:00〜22:00
  • 定休日:無休

その他おすすめの新宿カレー

ラーメン

新宿・思い出横丁『岐阜屋』地球の重力と、胃袋直行

新宿区だけでラーメン店は100軒は超え、残念ながら閉店してしまった店も数知れず。衣替えのように店舗の移り変わりが激しい。せっかくの名店も次の桜を待たずに閉店してしまう。久しぶりに訪れると味が落ちた店もある。

ラーメンの魔物が棲む街。そんな摩天楼で力強く生き残り、本当におすすめできる新宿ラーメンだけを厳選した。

創始 麺屋武蔵(醤油ラーメン)

新宿 麺屋武蔵 ラーメンの原流

おすすめメニュー:武蔵ら~麺(味玉付き)

1998年の創業以来、新宿のラーメン文化を語るうえで欠かせない存在となった「創始 麺屋武蔵」。その名には“誰にも教わらない、独自の流儀で挑む”という創業者・山田雄の美学が込められている。小滝橋通り沿いに佇む白い暖簾には剣豪の姿が描かれ、道場のような凛とした空気を醸し出している。

新宿 麺屋武蔵 ラーメンの原流

おすすめは「武蔵ら~麺」(味玉付き)。魚介と動物系を別々に炊いてブレンドした“二刀流”のスープは、煮干しの香ばしさと豚骨の濃厚さが衝突しながらも調和する独自の味わい。中太で弾力のある麺は、しっかりとスープを絡めながら口の中で跳ねるような力強さを放つ。

器の中でもっとも存在感を放つのは、極厚の角煮。箸を入れた瞬間にほろりと崩れ、脂の甘みがじんわりと広がる。加えてチャーシュー、味玉、メンマ、青ネギなど、それぞれの素材が個性を発揮し、まるでラーメン版・バトルロイヤルのような迫力を感じさせる。

ラーメンという表現手段で己の哲学を刻み続ける一杯。新宿という街が生まれ変わり続ける中で、変わらず魂を燃やし続ける存在だ。

創始 麺屋武蔵の店舗情報

  • 店名:創始 麺屋武蔵
  • 住所:東京都新宿区西新宿7-2-6 K1ビル 1F
  • アクセス:JR新宿駅西口から徒歩6分
  • 営業時間:11:00〜22:30(L.O. 22:25)
  • 定休日:無休

ひじり屋(塩ラーメン)

ひじり屋

おすすめメニュー:塩ラーメン

懐かしさと不思議な個性が交差する名店「ひじり屋」は、新宿中央公園そば・十二社通り沿いに佇むラーメン店。アンティークのような外観に、サンタクロースの人形や金魚の水槽など、独特の雰囲気が訪れる者の足を止める。

店内には券売機が設置され、外国語対応・キャッシュレス決済も可能という現代的な一面もありながら、壁には手作りCDが飾られるなど、雑多な魅力に満ちている。

看板メニューは「塩ラーメン」。丁寧に澄んだスープは油がうっすらと浮き、コクがありながらも優しい味わい。細麺との相性も抜群で、一口すすれば力強さと繊細さが同居する、完成度の高い一杯であることがわかる。薄切りチャーシューや味玉、メンマ、海苔など、すべての具材がバランスよく調和している。

さらに、ミニポーク丼とのセットも人気で、千円札一枚で満足できるコストパフォーマンスの高さも魅力。奇をてらわず、丁寧な職人技が光る一杯は、どこか懐かしく、心まで温まる。

訪れるたびに、静かな感動をくれる一軒。新宿の喧騒を抜けた先にある、静かで芯のあるラーメン店だ。

店舗情報

 

  • 店名:ひじり屋
  • 住所:東京都新宿区西新宿4-13-6
  • アクセス:都営大江戸線「西新宿五丁目駅」A2出口から徒歩6分/京王バス「十二社池の下」バス停から徒歩2分
  • 営業時間:月〜金:11:30~14:00/18:00~24:00、土:11:30~14:00/18:00~22:00、日曜・祝日定休

味噌ラーメン百庵(味噌ラーメン)

百庵 西新宿〜味噌ラーメン

おすすめメニュー:赤味噌ラーメン

2022年8月に西新宿のオフィス街に誕生した「味噌ラーメン 百庵」は、“サラリーマンの胃袋を満たす”ことを掲げる、味噌ラーメン専門店。赤と白の看板が目印で、都庁や新宿中央公園からも徒歩圏内。昼夜問わず多くの人々が訪れる人気店となっている。

百庵 西新宿

おすすめは「赤味噌ラーメン」(930円)。深い琥珀色のスープには背脂が浮かび、糸唐辛子と青ネギが彩りを添える。中太ちぢれ麺はスープをしっかりとまとい、噛むほどに味噌の風味が口いっぱいに広がる。薄切りチャーシューの脂の甘み、シャキシャキのもやし、そしてまろやかな赤味噌のコクが見事に調和している。

トッピングの生卵(+50円)を途中で加えれば、味が一変。まろやかさが増し、濃厚でクセになる味わいに変化する。ピリ辛なアクセントもあり、飽きずに最後まで食べ進められる一杯だ。

百庵 西新宿

また、白味噌ラーメン(1,150円)も人気。太麺に味噌の旨味がしっかり絡み、炙りチャーシューや牛すじ煮込みなど、豪華な具材が一体となる贅沢な仕上がり。優しくも深いコクが体の芯まで染み渡る。

新宿の喧騒の中で、心と身体を芯から温めてくれる味噌ラーメンの名店。寒い日や疲れた日にこそ訪れたい一軒だ。

店舗情報

  • 店名:味噌ラーメン 百庵(ももあん)
  • 住所:東京都新宿区西新宿6-16-12 第一丸善ビル 1F
  • アクセス:都営大江戸線「都庁前駅」より徒歩5分/東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」より徒歩7分
  • 営業時間:月〜金:11:00〜15:00/17:00〜21:00、土:11:00〜15:00
  • 定休日:日曜・祝日

その他おすすめの新宿ラーメン

中華

華心苑〜新宿最強の街中華

奈良から新宿に上京した2013年、今はなき中華料理屋が夕方から300円弁当を売り出していた。昼に売れ残ったものを弁当箱に詰め込んだもの。本格中華の味を、ボリュームたっぷりに味わえる。ライターの仕事を探して就活をするものの、どこも採用してくれず、7ヶ月間ニートだった身を救ってくれたは新宿の中華だった。

岐阜屋(思い出横丁)

岐阜屋・新宿・思い出横丁

新宿駅西口を出てすぐ、昭和の風情を色濃く残す「思い出横丁」の中ほどに、朝9時から暖簾を掲げる名物中華がある。それが『岐阜屋』。創業は昭和22年(1947年)、終戦直後の闇市からスタートした歴史を持ち、岐阜出身の店主の名を冠したこの店は、70年以上もの間、新宿の街とともに生きてきた。

新宿・思い出横丁『岐阜屋』地球の重力と、胃袋直行

時代が移り、街が変わっても、岐阜屋のスタイルは変わらない。店内にはサラリーマンや地元民、外国人観光客が肩を寄せ合い、朝からラーメンやビールを楽しむ光景が広がる。雑多でにぎやか、でもどこか心落ち着く雰囲気が魅力だ。

岐阜屋・新宿・思い出横丁

看板メニューの「ラーメン」は、焦げ香る醤油スープに縮れ麺、海苔、メンマ、もやしがのったシンプルな一杯。だがその中に、歴史と温かみがじんわりとにじむ。

岐阜屋・新宿・思い出横丁

ふわりと仕上げた「チャーハン」や「餃子」、優しさが染み渡る「木耳玉子炒め」など、どれも気取らず、どこか懐かしい味わい。

新宿・思い出横丁『岐阜屋』地球の重力と、胃袋直行

深夜にも早朝にも営業しているため、ふと訪れたくなる瞬間がある。「もやしそば」や「シューマイ」の湯気に包まれる時間は、新宿の喧騒の中でひとときのやさしさを与えてくれる。

いつ行っても開いている、何があっても変わらない。岐阜屋は、新宿という街の懐の深さそのもの。時代に流されず、ずっとそこにいてくれる、心のよりどころのような中華食堂である。

  • 店名:岐阜屋(ぎふや)
  • 住所:東京都新宿区西新宿1-2-1
  • アクセス:JR新宿駅西口から徒歩3分
  • 営業時間:9:00〜翌1:00(日〜木)、9:00〜翌2:00(金・土)
  • 定休日:無休

唐安楼(大久保)

唐安楼(トウアンロウ)新宿の町中華

JR大久保駅北口を出て、大久保通りを中野方面へ歩くと、韓国、ネパール、インドなど多彩な文化が混じり合うにぎやかな街並みの中に、ふと目に入る赤い看板。そこに静かに佇むのが『唐安楼(トウアンロウ)』。異国の食堂を思わせる外観とは裏腹に、地元の人々に寄り添い続ける、生活の一部のような町中華だ。

白いタイル張りのビルの一角に構えるこの店は、上京してきたばかりの人、働き始めたばかりの若者、あるいは異国で生きる外国人たちの「日常」を支える場所。店内には年季の入ったテーブルとビニールクロス、厨房から聞こえる中国語が響く。決して派手ではないが、その佇まいは確かに記憶に残る。

唐安楼(トウアンロウ)新宿の町中華,

おすすめの「ホイコーロー定食」は、シャキッと炒められたキャベツとピーマン、厚切りの豚肉がごはんを進ませる鉄板の味。

唐安楼(トウアンロウ)新宿の町中華

さらに「カレー」や「魯肉飯」など、中華の枠を超えた料理も揃い、いずれも手作りの温もりが感じられる。スパイスで押すのではなく、じんわりとした旨味が広がる“やさしい”味わいだ。

唐安楼(トウアンロウ)新宿の町中華

特筆すべきは、週替わり定食が昼夜問わず注文できる柔軟さと、日常にそっと寄り添う空気感。テイクアウトもできるが、やはりお店で味わいたい。急いで食べていた常連に店主がかけた「アワテナイデ、ユックリタベテネ」というひと言に、この店の本質が表れている。

唐安楼は、にぎやかな街の喧騒の中で、心が休まる数少ない場所。町中華という言葉が都会に似合わないなら、“都市のオアシス”と呼ぶのがふさわしい、そんな店である。

  • 店名:唐安楼(とうあんろう)
  • 住所:東京都新宿区百人町1-24-10 丸正食品総本店ビル 1F
  • アクセス:JR大久保駅 北口から徒歩3分/JR新大久保駅から徒歩5分
  • 営業時間:11:00~24:00(L.O.23:30)
  • 定休日:無休

その他おすすめ新宿中華

寿司

新宿すしスタンド EDOMAE SS

新宿すしスタンド EDOMAE SS

新宿すしスタンド EDOMAE SS は、2022年1月に誕生した江戸前鮨の人気店。高級鮨を「気軽」に「手頃」に楽しんでほしいというコンセプトで、1万円前後という価格ながら本格的な江戸前鮨を提供する。カウンター7席のみの小さな空間で、職人の手さばきを間近に感じながら味わえる贅沢なひとときが魅力。口コミで評判が広まり、今や予約が困難な店となっている。

ランチは60分制で、4,000円の「レギュラー」と6,000円の「レギュラー満タン」。ディナーは60〜120分で、6,000円の「レギュラー満タン」、8,000円の「ハイオク」、11,000円の「ハイオク満タン」とユニークな名前のコースが揃う。コースを食べ終えた後は、好みのネタをアラカルトで追加注文できるのも嬉しいポイント。

新宿すしスタンド EDOMAE SS

最初の訪問でおすすめは、ランチの「レギュラー満タン」コース。印象に残ったのは4品。まずは、甘みと食感のバランスが絶妙な海老。プリプリとしながらも優しい口当たりで、舌の上で穏やかにほどける。

新宿すしスタンド EDOMAE SS

次に中トロ。淡く柔らかなのに記憶に刻まれる味わいで、芸術作品のような存在感があった。さらに、赤酢のシャリがほのかに甘く、「また来てね」と語りかけるような巻き寿司。締めにもふさわしい優しい一貫だ。

新宿すしスタンド EDOMAE SS

そして極めつけはウニ。濃厚で芳醇、舌の上でとろけながら香りが踊る。雨の中でも気持ちを晴れやかにしてくれるような、忘れられない味だった。

店は新宿三丁目駅から徒歩圏内。営業日は月・木・金・土・日で、昼は11:30〜15:00、夜は17:30〜22:00。定休日は火曜と水曜。鮨好きなら一度は訪れたい、心も舌も満たされる一軒だ。奈良に住む姪や甥も、この店の鮨を食べるために新宿を訪れてほしいと思うほどの名店である。

新宿すしスタンド EDOMAE SSの情報

  • 予約: 050-5589-8005
  • 住所:東京都新宿区新宿3-20-8 トップスハウスビル 1F
  • 最寄り駅:新宿三丁目駅
  • 営業日: 月・木・金・土・日
  • 営業時間:11:30 - 15:00、17:30 - 22:00
  • 定休日:火曜日、水曜日

その他おすすめ新宿の寿司屋さん

うなぎ

つく梅(北新宿)

つく梅/北新宿

新宿で鰻といえば有名店が数多くあるが、北新宿の路地裏にひっそりと佇む「つく梅」は隠れ家として格別の存在だ。アパートの一室を改装した店舗は看板も控えめで、初めて訪れる人は戸惑う。しかし暖簾をくぐれば、そこには半世紀以上受け継がれてきた本物の味がある。

つく梅/北新宿

創業は51年前。最初は税務署通りで店を構え、27年前に現在の場所へ移転した。今なお創業当初からの常連客が通い続けており、地域に根づいた老舗としての風格を備えている。老夫婦が二人で切り盛りする店内は温かな空気に包まれ、静かに鰻を楽しむのに最適だ。

つく梅/北新宿

使用する鰻は鹿児島産。仕入れは千葉・銚子の老舗問屋によるもので、質の高さは折り紙付きだ。香ばしく焼き上げられた鰻はふっくらとした身にほどよい弾力を残し、ご飯と一体になって旨味を広げる。タレは濃すぎず薄すぎず絶妙な仕上がりで、鰻の風味を最大限に引き立てている。

つく梅/北新宿

看板メニューは「うな重」(2,600円)。黄金色の照りをまとった鰻が白米の上に堂々と鎮座し、その姿はまさに王者の風格だ。箸を入れた瞬間、香りが立ち上り、口に運べば力強い旨味が広がる。値段以上の満足感を与えてくれる逸品である。

さらに特筆すべきは肝吸いだ。澄んだ出汁に浮かぶ肝は主役級の存在感を放ち、鰻重を一層引き立てる。これほど完成度の高い肝吸いに出会える店はそう多くない。

アクセスは容易ではなく、路地裏の奥にあるため初めての人は迷うこともある。しかし、その手間をかけてでも訪れる価値が確かにある。派手な宣伝もホームページもない。だからこそ、静かに腰を据えて鰻を味わうことができる。

「つく梅」は新宿でおすすめできる鰻の一軒だ。歴史と味に裏打ちされた一膳が、確実に記憶に残る体験を与えてくれる。

店舗情報

  • 店名:うなぎ つく梅
  • 住所:東京都新宿区北新宿1-34-2
  • 営業時間:11:00〜20:00(アイドルタイムなし)
  • 定休日:月曜
  • TEL:03-3371-7370

カブト(思い出横丁)

新宿 思い出横丁 うなぎカブト

「うなぎカブト」は、昭和23年創業の鰻専門店で、思い出横丁の十字路にひっそり佇む。わずか11席のカウンターには、戦後から続く炭火の煙と静けさが満ちている。

新宿 思い出横丁 うなぎカブト

店内には言葉少なな常連たちが集い、それぞれの時間を噛みしめるように杯を傾けている。

新宿 思い出横丁 うなぎカブト

扱うのは、鰻の頭から尾まで、すべての部位。串焼きの一本一本が、命と向き合う料理そのもの。備長炭で焼き上げる串は、職人技の結晶。

うなぎカブト

「えり焼き」「ひれ焼き」「きも焼き」「蒲焼き」「れば焼き」と続く「一通り」は、部位ごとに味も香りも食感もまったく異なり、鰻の奥深さを存分に味わえる。

新宿 思い出横丁 うなぎカブト

おすすめは、脂の乗った「蒲焼き」と、命の余韻を感じる「れば焼き」。どちらも強烈な個性を放ちながら、どこか静かな余白を残してくる。

新宿という街の喧噪から一歩外れた、静かで熱い一皿がここにはある。

営業時間:13:00~20:00(日曜、祝日定休)

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とんかつ

とんかつまるや

とんかつまるや/新宿壱番街

トンカツには人を救う力がある。仕事で落ち込んだとき、イライラしたとき、いいことがあったとき、足が向かうのは新宿壱番街にある「とんかつまるや」だ。

2005年創業、都内に23店舗を展開する人気のとんかつチェーン。新橋の本店をルーツに、ローコストながらもハイクオリティな定食を提供しており、すべてのメニューが鮮度と手作りにこだわっている。

とんかつまるや/新宿壱番街

特筆すべきは、店員たちの活気あふれる接客。アルバイトも職人も、全員が元気で明るく、店舗全体に「おいしい空気」が流れている。常連が足繁く通うのも納得の居心地の良さだ。

とんかつまるや

ロースカツ定食800円

名物の「ロースかつ定食」(800円)は、衣のサクサク感と脂の旨味が見事に調和し、ソースも塩も必要としない。そのままで完成されているからこそ、キャベツにだけソースをかける“引き算の美学”が光る。

とんかつまるや/新宿壱番街、 かつカレー定食1000円

カレー好きにおすすめなのが「かつカレー定食」(1000円)。カツとご飯は別盛りで提供され、ルーはキャベツにかけて食べるのが通のスタイル。シャキシャキとした食感とスパイスが絶妙に合い、新しい味覚の扉を開いてくれる。付け合わせのしじみの味噌汁は、出汁の旨味が染み渡る優しい味で、まるで定食全体を包み込むような存在感を放っている。

とんかつまるや/新宿壱番街,厚切りロースかつ定食 1400円

「ヒレかつ定食」や「厚切りロースかつ定食」など、肉質やボリュームで選べるメニューも豊富。いずれもご飯大盛り無料で、満足度は抜群。新宿で仕事終わりに一息つきたいとき、がんばった自分にちょっとご褒美をあげたいとき、ふらりと立ち寄れるのが「まるや」の魅力。誰にとっても“日本一”のとんかつ屋になる可能性を秘めた、心温まる名店だ。

店舗情報

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  • 店名:とんかつまるや 新宿センタービル店
  • 住所:東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル B1F
  • 営業時間:平日 11:00〜22:00/土曜 11:00〜15:00
  • 定休日:日曜・祝日
  • 席数:63席
  • TEL:03-6258-5997

イタリアン

ヴィンチェロ(新宿御苑)

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静寂に包まれた住宅街で味わう、本物志向のイタリアン

新宿の美食家が秘密にしたがる、知る人ぞ知る名店がある。

新宿御苑駅から徒歩約10分、東京医大通り沿いの静かな住宅街に佇む「ヴィンチェロ」は、2002年創業の老舗イタリアン。

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大通りの喧騒から離れた場所にありながら、美食家や業界関係者の間で長く愛される“知る人ぞ知る名店”だ。店名の「ヴィンチェロ」はイタリア語で「私は勝つ」という意味を持ち、料理への自信と誇りを感じさせる。

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提供されるのは、ワインとのペアリングを重視したコース料理。一皿ごとに素材と技が響き合い、緻密に設計された構成が最初から最後まで途切れない高揚感を与えてくれる。

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前菜の「ガスパチョ」は、口に含んだ瞬間に広がる爽やかさと柔らかな酸味で、食欲を自然に呼び覚ます。スペシャリテの「鱧とトウモロコシのムース」は、淡白な鱧に芳醇なとうもろこしの甘みを重ね、季節感と食感の妙を堪能できる逸品だ。

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さらに印象的なのが「鹿のタルタルと黒トリュフ」。贅沢な香りと口溶けの良い肉質が一体となり、ワインとの相性も抜群。

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パスタはオレキエッテを使用し、唐辛子の辛みを穏やかに効かせることで、素材本来の旨味を際立たせている。メインのタリアータは、柔らかくジューシーで、肉の旨味が噛むほどにあふれ出す。一皿ごとに物語があるように、どの料理も記憶に残る存在感を放つ。デザートのパンナコッタは、甘さを控えつつも長く残る余韻が心地よい。

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ペアリングは白ワインを中心に構成され、軽快でありながら料理の個性をしっかりと支える。シェフは寡黙に厨房に立ち、料理そのもので語る職人タイプ。余計な演出を排し、味と香りだけで満足させるスタイルは、本物志向の食通を惹きつけてやまない。

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「ヴィンチェロ」が新宿で最もおすすめといえる理由は、素材の選択、調理の精度、ワインとの一体感、そして空間の落ち着きが高次元で融合しているからだ。

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華やかな新宿の中で、喧騒から一歩離れ、五感すべてで料理を味わえるこの店は、大切な食事の時間を間違いなく特別なものにしてくれる。

ヴィンチェロの店舗情報

  • 店名:ヴィンチェロ(Vincero)
  • 住所:東京都新宿区新宿5-1-13 MOAビル 1F
  • アクセス:東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅 徒歩12分/各線 新宿三丁目駅 徒歩12分
  • 営業時間:18:00〜23:00(時間外応相談)
  • 定休日:不定休
  • 電話番号:03-5367-1967

ベラ・ノッテ(大久保)

BELLANOTTE(ベラノッテ)

ROLANDが守った“大久保の美しい夜”と太麺パスタの温もり

ROLANDがオーナーを務めるイタリアン「BELLA NOTTE(ベラ・ノッテ)」は、大久保駅近くの落ち着いた路地に佇む一軒。

かつては「パンコントマテ 大久保店」として地元に愛されたカジュアル・イタリアンだったが、コロナ禍で閉店の危機を迎えた際、ROLANDがその味と空間を守るために引き継ぎ、新たな店名を与えた。

BELLA NOTTE(ベラノッテ)

ディズニー映画『わんわん物語』の主題歌から名付けられた「美しい夜」という意味のベラ・ノッテ。店内にはディズニー映画の音楽が静かに流れ、木目と白を基調としたインテリアが温もりと落ち着きを演出している。

【パスタの名店】BELLANOTTE(ベラノッテ)〜パスタかパスタ以外か

料理の最大の特徴は、日本では珍しい2.5mmのスパゲットーニ。もっちりとした食感と小麦の香りが際立ち、濃厚なソースにも負けない存在感を放つ。看板パスタのウニクリームは、磯の香りとまろやかさが絶妙に溶け合い、一口ごとに贅沢さが広がる。

BELLANOTTE(ベラノッテ)

トマトソース系では、映画『カリオストロの城』を思わせるミートボールパスタが名物。トマトの酸味と甘みが肉の旨味を包み込み、どこか懐かしい余韻を残す。ピッツァはカプリチョーザが評判で、しめじやベーコンなど素朴な具材を、香ばしい生地と濃厚なトマトソースが一体化させる。

BELLANOTTE(ベラノッテ)

前菜の一押しは「飯蛸のトマト煮込み」。小さな蛸の足がくるりと巻かれ、鮮やかなトマトソースに浸って皿の上に小さな宇宙を描く。蛸は柔らかく煮込まれ、トマトの酸味と甘みがじんわりと染み込み、白ワインやビールとも相性抜群だ。

BELLANOTTE(ベラノッテ)

肉料理では「牛フォレ肉のロッシーニ」が真骨頂。柔らかく焼き上げたフィレ肉に、フォアグラの芳醇な脂と香り高いトリュフソースが重なり合う。華美に走らず、それでいて揺るぎない存在感を放つ一皿だ。

BELLA NOTTE(ベラノッテ)

ランチは前菜4種、パスタ、肉料理、デザート、ドリンク付きのコース(2680円)があり、豊かな味を一度に堪能できる。デザートにはぜひティラミスを。エスプレッソのほろ苦さとマスカルポーネの優しい甘みが層を成し、口の中でふわりと溶けていく。

新宿からほんの少し足を伸ばすだけで、家庭的で温もりのあるイタリア料理と、穏やかな時間が流れる空間に出会える。ベラ・ノッテは、まさに名前の通り“美しい夜”を届けてくれる特別な一軒だ。

ベラノッテの店舗情報

  • 店名:BELLANOTTE(ベラノッテ)
  • 住所:東京都新宿区百人町1-23-22 寿宝ビル1F
  • アクセス:JR「新大久保駅」から徒歩4分/「大久保駅」から徒歩3分
  • 営業時間:Lunch:11:00~16:00(L.O. 15:30)、Dinner:18:00~23:00(L.O.22:30)
  • 定休日:月曜日・第3日曜日
  • 席数:18席(カウンター・テーブルあり)

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蕎麦

かめや(思い出横丁)

新宿 思い出横丁「かめや」

1971年創業の「かめや」は、思い出横丁の交差点にある立ち食い蕎麦の老舗。上野の割烹「亀屋一睡亭」を母体に持ち、屋台文化の名残を今に伝える。カウンター8席、24時間営業のスタイルで、昭和から続く“変わらぬ日常の味”を守っている。

新宿 思い出横丁「かめや」

店内は常に混み合いながらも回転が早く、早朝から深夜まで、サラリーマンや常連、映画帰りの客がひっきりなしに訪れる。かめやは、立ち食いであっても記憶に残る一杯を出してくれる、思い出横丁の心臓部のような存在である。

新宿 思い出横丁「かめや」

名物は、揚げたての天ぷらと半熟玉子がのった「元祖 天玉そば」。甘じょっぱい濃口のつゆが、素朴で力強い東京の味を感じさせる。

新宿 思い出横丁「かめや」〜濃い蕎麦つゆに沁みる、立ち食いの哲学

暑い季節には「冷やし天玉そば」や「冷やしきつねそば」もおすすめ。

営業時間:24時間営業(日曜定休)

うどん

煮込うどん中陣(西新宿)

煮込うどん中陣/西新宿

都会の路地裏で出会う、昭和のぬくもりとうどんの真髄

西新宿・成子天神の脇、一人しか通れないほどの細い路地。その奥に、ぽつんと灯る提灯がある。扉を開ければ、そこは創業40年以上、地元のサラリーマンや近隣住民に愛され続けてきた「煮込うどん中陣(ちゅうじん)」。席はわずか4卓ほど。コンパクトな店内に、出汁と味噌の香りがふわりと漂う。

煮込うどん中陣/西新宿

一番人気は、土鍋でぐつぐつと煮込まれた煮込みうどん定食(900円)。湯気の奥から立ち上る味噌の香りに誘われ、箸を入れれば、煮込まれてなお芯のある麺が顔を出す。素朴でありながら深みのある味噌のつゆは、飾り気のない甘みと塩気がじんわりと広がり、胃袋だけでなく心まで温めてくれる。

煮込みうどん中陣/西新宿,なべやきうどん

夕方以降に訪れたなら、ぜひ「なべやきうどん(1100円)」を。提供まで20分以上。ご主人が静かに鍋と向き合い、一切の無駄なく仕上げる。椎茸、筍、鶏むね肉、ナルト、ほうれん草──具材は脇役ではなく、一つひとつが物語の登場人物のように存在感を放つ。そして海老フライを頬張れば、衣の香ばしさと甘みが口いっぱいに広がり、遠い記憶がふっと蘇る。

中陣

体調がすぐれない日や、心が少し疲れているときには「しっぽくうどん(950円)」がおすすめ。カツオの香り高い濃厚な出汁に、シャキシャキのほうれん草や出汁を吸った揚げ、人参の自然な甘みが寄り添う。麺はあっさりとしつつも、出汁をしっかりと絡め、口に運ぶたびに優しい力をくれる。

煮込うどん中陣/西新宿、山賊煮込みうどん

がっつりとエネルギーを補給したいなら山賊煮込みうどん(1000円)。4種の味噌をブレンドした丸みのある濃厚スープに、ごろりと大きな人参、ごぼう、じゃがいも、ちくわ、ネギがたっぷり。噛むほどに素材の甘みがにじみ、まるで昭和の食卓にタイムスリップしたかのような温もりが広がる。

煮込みうどん中陣/西新宿,なべやきうどん

営業時間は平日のランチが11:00〜14:00、ディナーが17:00〜20:00。新宿駅や西新宿駅から徒歩圏という立地ながら、細い路地の奥にあるため、訪れた瞬間から別世界のよう。都会の真ん中で、昭和の香りと職人の手仕事に出会える。「中陣」は、そんな貴重な一杯を求める人にこそ訪れてほしい隠れ家的名店だ。

中陣の基本情報

  • 店名:煮込うどん 中陣
  • 住所:東京都新宿区西新宿8-12-7
  • アクセス:東京メトロ丸ノ内線 西新宿駅 徒歩2分/都営大江戸線 都庁前駅 徒歩7分/西武新宿線 西武新宿駅 徒歩9分
  • 営業時間:月〜金 11:00〜14:00/17:00〜20:00
  • 定休日:土曜・日曜・祝日
  • 電話番号:03-3371-8457

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焼きそば

焼きそば かぶきち(歌舞伎町)

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新宿駅東口から徒歩3分、TOHOシネマズのすぐ前。赤提灯が灯る「焼きそば かぶきち」は、眠らない街・歌舞伎町で24時間営業を続ける焼きそば専門店だ。夜の繁華街で飲んだ後の締め、朝ごはんにも最高の一皿がここにある。

歌舞伎町は、ネオンの余韻が漂い、そんな空気の中、鉄板の上で焼ける香ばしいソースの匂いに誘われて席に着く。

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看板メニューの焼きそばは、外はカリッと焼かれたストレート麺に、噛むほどに芯のある歯ごたえ。シャキシャキのニラが食欲を刺激し、中央に落とされた生卵が全体をまろやかにまとめる。朝の体にじんわりと染み込み、目も頭も冴えてくる。

並盛でもしっかり食べ応えがあり、胃袋とエネルギーを一気に満タンにしてくれる。朝からガッツリ派にはぴったりのパワーメニューだ。

かぶきちの店舗情報

  • 店名:焼きそば かぶきち 歌舞伎町店
  • 住所:東京都新宿区歌舞伎町1-14-6 第21東京ビル 1F 
  • アクセス:JR新宿駅東口 徒歩約3分
  • 営業時間:24時間営業り 
  • 定休日:無休(年中無休) 
  • 電話番号:050-5492-3339

天ぷら

船橋屋(東新宿)

「天ぷら 船橋屋」で堪能する、歴史と油の一貫勝負

天ぷら船橋屋: 創業明治19年 新宿

新宿駅東口、ルミネの目の前にある「天ぷら 船橋屋」は、明治19年(1886年)創業の老舗天ぷら店である。初代店主が世田谷の船橋村出身だったことから屋号がつけられ、130年以上にわたり、新宿の喧騒の中で江戸前天ぷらの味を守り続けてきた。

天ぷら船橋屋: 創業明治19年 新宿

夜は本格的なコース料理が揃うが、ランチタイムには1,800円で気軽に楽しめるセットが人気だ。「宝」コースでは、海老天2尾、白身魚、旬の野菜3種、締めのかき揚げまでが揃い、ご飯と味噌汁はおかわり自由。カウンターでは職人が一つ一つ丁寧に揚げてくれる。

天ぷら船橋屋: 創業明治19年 新宿

使用する油は、伝統製法「玉締め絞り」で搾った高級ごま油。薄衣の中に食材の旨味が閉じ込められ、サクッとした食感とともに香りが広がる。海老天は軽やかな衣の中に弾力と甘みを湛え、噛むごとに香ばしさが立ち上る。

船橋屋

野菜はそれぞれの個性が際立ち、とくにピーマンのほろ苦さと旨味のバランスは秀逸。ラストのかき揚げにも海老がふんだんに使われ、最初から最後まで飽きが来ない構成だ。

天ぷら船橋屋: 創業明治19年 新宿

中でも特筆すべきは、芳醇な天つゆ。塩で食べる派にもおすすめしたい完成度だ。やさしく澄んだ味わいが、素材の輪郭をより鮮明に引き立てる。香り高い油とつゆの余韻が舌に残り、思わず箸が止まらなくなる。

新宿で落ち着いて本格天ぷらを味わいたいとき、「船橋屋」は記憶に残る一軒となるだろう。

店舗情報

  • 店名:天ぷら 船橋屋 新宿本店
  • 住所:東京都新宿区新宿3丁目28-14
  • アクセス:JR新宿駅東口 徒歩2分
  • 営業時間:11:00〜21:30(L.O. 21:00)
  • 定休日:火曜日(祝日の場合は営業)
  • 電話番号:03-3354-2751

大衆食堂

小町食堂(西新宿)

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西新宿の摩天楼の片隅に、24時間営業で働く人々や夜更けの腹を支え続ける「小町食堂」がある。セルフ方式で60種類以上のお惣菜から自由に選べる仕組みで、組み合わせは100万通り以上。朝も夜も、好きな組み合わせで“自分だけの定食”を作れるのが最大の魅力だ。

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定番人気は、塩サバと豚汁の定食。ノルウェー産の脂の乗った塩サバ、秋田から直送されるあきたこまち、具だくさんの特製豚汁がそろい、深夜料金を加えてもワンコインで収まる良心的な価格。

深夜食堂〜西新宿 小町食堂

ほかにもポテトサラダや肉じゃが、きくらげ玉子炒めといった家庭料理から、ラーメンやカツ丼風のアレンジまで幅広くそろい、気分や体調に合わせて選べる。

深夜食堂〜西新宿 小町食堂,ロースカツ

この店は「夜食の味方」であると同時に、「朝食堂」としても人気。早朝にはカツ丼風の組み合わせやハムエッグ定食を楽しむ常連も多い。仕事帰りに軽く一杯、健康志向の昼ご飯、風邪気味のときに食べたいスタミナ料理など、どんなシーンでも寄り添ってくれる。

昭和から令和へと時代が移り変わっても、小町食堂は変わらず“町の台所”として新宿の人々に温もりを与えている。豪華さはないが、ここには確かな安心感がある。新宿で大衆食堂を探すなら、まず一度立ち寄ってほしい一軒だ。

飲食店には多くの憶い出がある。その重みを預かる場所であり、そして新しい思い出をつくる場所でもある。新宿に過去は似合わない。再び訪れたとき、新しい物語を宿してくれる。

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