食いだおれ白書

世界を食いだおれる。世界のグルメを紹介します。孤高のグルメです。

握られたら最後、もう戻れない!おむすび米屋の太郎 新宿センタービル店、禁断のおにぎり革命

おむすび米屋の太郎、新宿センタービル店

新宿の地下には、さまざまな食の風景が広がっている。ある日、突然、おむすび屋が現れた。せわしない新宿に、ファストフードの握り飯は似合っているようで、不思議な感じがする。

昼間の喧騒がひと段落した夕方17時半、新宿センタービルの地下通路を抜け「てっぱんのスパゲッティ」で醤油バジルを平らげたが、まだ腹の隙間に余白がある。足は自然と目の前の「おむすび 米屋の太郎」に向かった。誰だよ、太郎って。そんなことを思いながら、ファーストコンタクト。

おむすび米屋の太郎の誕生

おむすび米屋の太郎の誕生

「おむすび 米屋の太郎」は、「珈琲所 コメダ珈琲店」が新たに手掛けた業態。喫茶店ではなく、おむすび屋。その意外な組み合わせが、妙に気になった。考えてみれば、名古屋人は米が好きだ。味噌カツ、ひつまぶし、台湾ラーメンの米セット。とにかく米を添える。それにしても、ここは名古屋ではない。新宿である。

おむすび米屋の太郎、新宿センタービル店

メニューを眺めると、23種類のおむすびが並び、そのうち5品は愛知県の食材を使った名古屋おむすび。うなぎむすび(580円)、天むす(380円)、とり天むす(350円)、味噌ヒレカツむすび(330円)、鶏そぼろ(330円)と高級。

「おむすび米屋の太郎」は注文を受けてから結ぶ。コンビニのように陳列されたものを手に取るのではない。おむすびとは、そもそもそういう食べ物だったことを思い出す。

塩むすび、紅しゃけ

おむすび米屋の太郎、新宿センタービル店

塩むすび(150円)、紅しゃけ(290円)。シンプルにして王道。コワーキングスペースに戻り、袋を開ける。まずは塩むすび。米はやや硬め。指で持ったときのしっかりした感触が心地よい。硬すぎず、柔らかすぎず、適度なグリップ感がジャストミート。おにぎりのために独自ブレンドされた米粒がほどけながら口の中で馴染む。塩は控えめで、ほんのりと感じる程度だが、それがいい。おにぎりの塩は、パスタの塩とは違う。パスタにおいて塩は主役だが、おむすびでは裏方に徹してほしい。料理のバックコーラスみたいなもんで、前に出すぎると台無しになる。「おむすび米屋の太郎」は静かなリズム隊を形成している。

そして、海苔が良い。伊勢湾の鬼崎産の優等級海苔。噛めばやわらかく、米との調和を生む。上質な服は肌にやさしく馴染むように、海苔はおむすびの輪郭を決める。

そして、紅しゃけ。食いちぎると、塩気が口の中に広がる。もう言うことがない。鮭の塩気がしっかり効いていて、今さっきまで川を遡上していたかのような力強さ。塩が効いているのに、しょっぱすぎない。噛めば、ほぐれる身が米と絡み合い、深い味わいが広がる。鮭が唸り、海苔が泣く。

外を眺め、新宿の地下を歩く人々の流れの中、ふと「米屋の太郎」という名に妙な親しみを感じた。ひっそりと、しかし確かに米を結ぶ。それは腹を満たし、心を結びつける。おむすびとは、こういうものである。

日高昆布、明太子

握られたら最後、もう戻れない「おむすび米屋の太郎」新宿センタービル店、禁断のおにぎり革命

2日連続で「おむすび米屋の太郎」に足を運んだ。通りを歩きながら、二日連続で同じ店は粋じゃないなと思ったが、それでも足が向いてしまうのだから仕方がない。

日高昆布250円。そして最も好きな具である明太子290円。赤出汁250円も。新宿のアパートに持って帰って晩御飯。

ひと口食べると、明太子の風味がじんわりと舌の上に広がっていく。絵筆で塗るように、丁寧に、そして均一に。その味の広がりが、あまりに見事で、一瞬、時が止まったように感じた。明太子の塩気が強すぎると、米の甘みを殺してしまう。しかし、ここの明太子は寸止め。米と明太子が、互いに競い合うことなく、並走する。

続いて日高昆布。ひと口噛むと「おっ」となる。昆布の旨味が滲み出し、歯応えが想像以上に確か。柔らかすぎず、かといって硬すぎない。絶妙。職人の手が生み出す硬度。

おむすびに寄り添うように、豆腐とナメコの赤出汁が良い仕事をする。深いコクが舌の奥に響き、おむすびの味に負けることなく、それでいて邪魔をしない。おむすびだけでは完結しない、最後の仕上げをしてくれる。

おかか、ツナマヨ

「おむすび米屋の太郎」新宿センタービル店

三日連続で来てしまった。新宿センタービルの『おむすび米屋の太郎』。いや、そんなつもりはなかった。1時間前には第一旭の京都ラーメンを食べた。しかし、それでも猛烈に腹が減った。食べたばかりのラーメンの湯気が記憶の中で消える頃、空腹がまたやってくる。脳が腹を減らせと言っているかもしれない。

原因はわかっている。HISに行って4月のオランダ旅行を申し込んだからだ。3日間で6つの美術館を巡る弾丸ツーリズム。ナンダカンダで100万円以上が消えた。財布が空洞になり、そこに寒風が吹き荒れる。初めてのヨーロッパ。不安もある。経済的な焦燥。これからの生活費を切り詰めねばならない。しかし、人間、こういうときはどうするか。おにぎりを食べるのである。

握られたら最後、もう戻れない「おむすび米屋の太郎」新宿センタービル店、禁断のおにぎり革命

おかか250円、ツナマヨ280円。贅沢に豚汁380円も追加。節約とか言いながら豚汁も頼んでいる。矛盾? いや、これは必要経費。おにぎりの旨さを加速させる。

コワーキングスペースに持ち帰り、パソコンを開く。山田五郎のYouTubeを流しながら、ゆっくりと包装を解いた。

まず、おにぎり。具の存在感が強い。おかかのしょっぱさ、ツナマヨのクリーミーなコク。どちらも、しっかり主張してくる。もう少し米を主役にしてもいいかもしれない。おむすびとは、握られた米の美味しさを味わうもの。

豚汁を啜る。さすが味噌の街・名古屋。具材がシャキシャキしているが、味噌がそれに負けていない。戦っている。豚汁と具材がぶつかり合い、火花を散らしている。しかし、それがいい。魂のある味がする。汁物がおむすびを超えてしまった。値段の差か。

食べ終えて、ふと時計を見る。そろそろ三菱一号館美術館へ向かわなければならない。ビアズリー展が待っている。どんな絵が待っているのか。少しワクワクしながら、片付けを済ませる。

三日連続のおむすび。これでしばらくはいいかと思う。と思いつつ、明日もまたここに来てしまうのではないか。いや、来るな、これは。

紅しゃけ、おかか

握られたら最後、もう戻れない「おむすび米屋の太郎」新宿センタービル店、禁断のおにぎり革命

2025年3月3日、月曜日の朝7時30分。労働者が一斉に動き出す。鐘を鳴らしたら一斉に動くサーカスの動物みたいに。道ゆく人の顔には「憂鬱」という漢字がクッキリと浮かんでいる。何ヶ月ぶりかに外雨が降った。なまじの雨ではない。強風で横殴り。おいおい、月曜の朝にこれはやめてくれよ。7時半、アパートを出て「コメダ和喫茶 おかげ庵」の暖かな灯りのもとへと歩を進めた。まだ雨の新宿壱番街は眠っている。窓際の席に腰を下ろし、しばらく外を眺める。雨粒が窓を叩く音と、店内に流れる静かなBGM。

10時からオープンする「おむすび米屋の太郎」に併設された「コメダ和喫茶 おかげ庵」は朝7時から営業。一部のメニューが店内で食べられる。

「おむすび米屋の太郎」

注文したのは「日替わりおにぎり、きしめんセット」。値段は980円。おにぎりは紅しゃけとおかか。湯気の立つきしめんの丼とともに、程なくして運ばれてきた。

きしめんのつゆの上には削り節が舞っている。ひとすすりすれば、出汁の香りが鼻腔をくすぐり、口の中にじんわりと広がる。平たい麺は柔らかく、喉越しがいい。添えられた青菜とピンクのかまぼこが、彩りを添えている。

おにぎりに手を伸ばす。まずは紅しゃけ。海苔の香ばしさと、ほどよい塩気のしゃけが、しっかりと握られたご飯と絡む。続いて、おかか。醤油の染みた鰹節が、ご飯の甘みを引き立てる。素朴ながらも、しみじみする朝。

周囲を見渡せば、朝の静かな時間を楽しむ人々がぽつりぽつりといる。新聞を広げる老人、ノートPCに向かうビジネスマン。みなそれぞれの朝を過ごしている。

今日はサントリー美術館にエミール・ガレの展覧会を観に行く予定だった。だが、この天候。きっと神様が言っている。「焦るな」と。ここ最近、取材続き。明日も熱海に行く。動きすぎだ。種を撒きすぎだ。今は撒いた種を耕せ。そう、考えながら、最後のきしめんをすすった。

いくら、お惣菜セット

「おむすび米屋の太郎」新宿センタービル、いくら、お惣菜セット

3月5日、水曜日の11時。昨夜からの雨はまだ止まない。街のざわめきが湿った空気に溶け込んで、静かに流れていく。13時から仕事の打ち合わせ。この雨の中、外食は厳しい。簡単な昼食を摂ろうと思うとき、「おむすび米屋の太郎」があるのは助かる。

朝ごはんを食べていないので、少し贅沢。いくら480円、お惣菜セット550円。1030円のランチは青山価格。

早速、いくら。黒々としたフォルムの隙間から、赤いルビーが覗いている。最初のインパクトも強いが、余韻も長い。ずっと海が広がる。波が打ち寄せる。白い波がざぶんざぶん。脳が勝手に漁師になる。問わず語りの心が切なくなる。

出汁巻き玉子。冷たい。雪のように冷たい。電子レンジで温めようと考えたが、この冷たさも悪くない。しっかりと出汁が染みている。美味しい雪を食べているようだ。半熟ではないのに、とろりとした舌触り。雪の日に、静かな温泉宿で食べる朝食のような味がする。

唐揚げ。スナック菓子のような軽やかさ。衣がサクサクとしていて、噛むたびに楽しくなる。くそっ。揚げ物ってのは、こうあるべきだ。主役級。いや、もはや主役。主演男優賞。唐揚げ部門。魂を持ってる。揚げられた魂。

腹の中には、いくらと玉子と唐揚げがいる。それがあれば、まぁなんとかなる。

とり天、高菜

とり天、高菜

18時、侍ジャパンの試合がプレイボール。こんなとき、「おむすび米屋の太郎」があるのは本当にありがたい。大阪ドームでの試合だが、選んだのは "名古屋尾むすび"。
「とり天むす(350円)」、「高菜(250円)」、そして 「赤だし豚汁(380円)」 をお供に。いちばん美味しかったのは、高菜。パンチがあるわけではないが、やさしく、じんわりと染みる味。色々食べてみて、「おむすび米屋の太郎」で頼むべきものがわかってきた。

おむすびの具は、豪華ならいいわけじゃない。

具材が多すぎるとご飯とのバランスが崩れ、「おむすび」ではなく「具をご飯で包んだ何か」になってしまう。

大きすぎてもダメ。一口ごとに味の偏りが生まれ、均一な美味しさを楽しめない。食べるたびに「具がありすぎる」「次は具がない」となってしまう。

水分が多すぎる具材(煮物や汁気の多い食材)は、ご飯をベチャッとさせてしまい、おむすび全体の食感を損ねる原因になる。逆に、パサついた具材は口の中でモソモソするので、ご飯との一体感が生まれにくい。

これは赤だし豚汁にも言える。豪華に思えるが、逆。シンプルな豚汁が最高傑作。もう少し食べて、「おむすび米屋の太郎」の、おすすめランキングを紹介したい。次はどれを選ぼうか。おむすびを握るように、侍ジャパンの試合を見守る。

鮭塩焼きだし巻き弁当(ちりめん山椒)

鮭塩焼きだし巻き弁当

昼、ラーメン屋で手にしたおにぎりが、腑に落ちなかった。塩気が足りないのか、握りが緩いのか、それともただ、そこに魂がこもっていないのか。こういうときは、もう一度仕切り直すしかない。

夜、新宿センタービル。「おむすび米屋の太郎」の前に立った。カウンターに並ぶ弁当の札を見る。「から揚げだし巻き弁当(850円)」、「鮭塩焼きだし巻き弁当(950円)」

普通なら前者。価格差100円。寒い冬、懐も冷えている。しかし、ふと記憶がよみがえる。「紅しゃけ」のおむすびは、間違いなく絶品だった。ならば、焼き鮭も間違いはないはずだ。そう信じて、950円を払う。

コワーキングスペースに戻り、包みを開いた。竹皮風の箱に収められた、にぎりめし二つ、焼き鮭、だし巻き玉子、そしてたくあん。峠の茶屋のような、素朴で静かな佇まい。

鮭塩焼きだし巻き弁当

塩むすびをひと口。ふっくらと握られた米粒がほどけ、わずかな塩気とともに甘みが広がる。申し分ない。続いて「ちりめん山椒」。期待を裏切らない出来だった。塩気が控えめな分、山椒の刺激が生きる。これは上位に入る。鮭、明太子、塩むすび、そして「ちりめん山椒」が四天王。

問題は、焼き鮭だった。塩が弱いのか。 しっとりとした身、骨のない食べやすさ。だが、どうにも物足りない。味そのものに力がない。紅しゃけのような力強さは、どこへ行ったのか。

少し失望しながら、ふと目をやると、端に添えられたたくあんがあった。何気なく、口に運ぶ。

─その瞬間、驚いた。

シャキッとした歯応え、程よい酸味と甘味。漬物の域を超えた何かが、口の中で広がる。たくあんが、ここまで美味いものだったとは。負け試合だと思った試合で、9回裏、代打逆転ホームランを打たれたような気分だった。こんなことがあるのか。

たくあん単品、100円。もしや、これがこの店の隠れた名品なのではないか。

今日、ひとつ学んだ。世界は不条理に満ちているが、ときどき、たくあんみたいな奇跡が起こる。

鶏そぼろ、明太マヨネーズ、お漬物ミックス

鶏そぼろ、明太マヨネーズ、お漬物ミックス

鶏そぼろ330円、明太マヨネーズ290円、お漬物ミックス180円。合計800円。いよいよ、「おむすび米屋の太郎」の探究もカウントダウンに入ってきた。あと少しでランキングを決めよう。まずは名古屋コーチンを使用した鶏そぼろ。

鶏そぼろ
ひと口頬張ると、優しさに包まれる味わい。甘辛の鶏そぼろが、ふんわり炊き上げられたご飯と調和する"ほっとする”味。個人的な好みで言えば、300円オーバーのおむすびなので、もっとガツンと塩気があっていい。パンチが欲しいところ。

明太マヨネーズ
ピリ辛まろや。これは秀作。明太子のピリッとした辛みをマヨネーズが包み込み、まろやかさとコクを加えている。決してマヨネーズが主張しすぎることはない。あくまで明太子が主役であり、マヨは名脇役。鮭マヨを買うつもりはなかったが、明太マヨが良いので、鮭も買ってみようと思う。

きゅうり漬け
ガリッと噛めば、爽快な酸味が口いっぱいに広がる。塩気は程よく、屋台の「病みつききゅうり」を彷彿とさせる仕上がり。さっぱりとした後味で、おにぎりの合間に食べると箸が止まらない。たくあんのポリポリ感も魅力的だが、こちらも負けてはいない。まさに、シンプルながらも計算し尽くされた名脇役。「おむすび米屋の太郎」は、ちゃんと名脇役が主役を補佐している。

鮭マヨネーズ、明太高菜、豚キムチ

鮭マヨネーズ、明太高菜、豚キムチ

鮭マヨネーズ 290円

まずマヨネーズのコクが広がり、あとから鮭の塩気が追いかけてくる。波が引くように、ゆっくりと穏やかな余韻を残す。主役がマヨネーズなので、マヨラー向け。美味しいが、シャケのファンには少し物足りない。

豚キムチ 280円

キムチの辛さが前面に出るかと思いきや、意外にも甘みが際立つ仕上がり。韓国料理のタレのようなまろやかなコク。豚肉の存在感は控えめで、全体的に優しい味わいにまとまっている。もう少しパンチが欲しい。朝食や軽めのランチにはちょうど良い。

明太高菜  290円

名脇役の名演技。明太子が出汁のように全体を包み込む。主役は高菜。単体で食べるよりも、明太子と組み合わさることで、はるかに深みのある味へと昇華している。ピリッとした刺激と旨味のコントラストが心地よく、ボルドーワインのように複雑で豊潤な味わい。これはリピートできる。

ラスボス:うなぎむすび(580円)

握られたら最後、もう戻れない!「おむすび米屋の太郎」新宿センタービル店、禁断のおにぎり革命

5月3日。黄金週間。1ヶ月ぶりの「おむすび米屋の太郎」。随分とご無沙汰していた。オランダで黄金美術も堪能した。そして、円安。お金も露と消えている。もうすぐ梅雨だ。おむすび探検隊も、いよいよ佳境。そろそろこの店の最強メニューを決めなければいけない。となると、残りはラスボス「うなぎむすび」580円。

今日は朝飯も昼飯も抜き。1日1食。どうせなら散財してしまえ。オールスターキャストで1580円。いざ、うなぎ。もともと無類のウナギ好き。美味くないわけがない。しかし、鰻丼、ひつまぶし、蒲焼とある中で、鰻をおむすびにするメリットがまったくない。ただ、美味しいものを足し算しているだけ。庶民派のおむすびにとって、うなぎは過剰なまでの愛。重すぎる。

やはり、おむすびに豪華な具材は合わない。ユリイカ。我、発見せり。

それにしても、たくあんの美味すぎること。塩がバッチバチに効いている。塩田で転げ回ったのかというほど。塩魔大王じゃないと「しょっぱい!」と文句を言うだろう。しかし、吾輩にはジャストミート。魚雷バットのようにグイグイ食い込んでくる。

豚汁(赤だしバージョン)はやや、トゥーマッチな味付け。赤だしじゃない普通の味噌汁がいい。

から揚げだし巻き弁当(あさり)

から揚げだし巻き弁当

2025年6月28日(土)、朝からギックリ腰。電車には乗れず、泣く泣く予定変更。それでも腹は減る。いや、むしろ痛みと戦う身体ほど、旨い飯を欲している。

おむすび米屋の太郎で日替わり弁当を買ってコワーキングスペースで昼飯。今日の日替わりおにぎりは「あさり」。そう言えば買ったことなかった。おにぎり単体だと250円。おい、おい、おい。めちゃくちゃウメーじゃねえか。米の甘みを引き立てる、甘辛いつくだ煮のアサリ。噛むごとに、海が近づく。磯の香りがふわりと立ち昇り、腰の痛みさえも、一瞬ふわりと和らぐ。

さすが「おむすび米屋の太郎」。いい仕事するじゃないか。今日は動けないが、この味があれば、心は前に進める。

おむすび米屋の太郎 おすすめランキング

  1. 紅しゃけ
  2. 明太子
  3. 日高昆布
  4. 塩むすび
  5. あさり
  6. 唐揚げ
  7. 漬物
  8. 豚汁

これが「米屋の太郎」の七福神。握ってなんぼの世界。手の中に宇宙を込めてナンボ。

おむすび米屋の太郎、新宿センタービル店

オープン日:2025年2月22日
所在地:東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル 地下1階
営業時間:8時~20時(3月1日までは10時~19時)

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