食いだおれ白書

世界を食いだおれる。世界のグルメを紹介します。孤高のグルメです。

うなぎ三好 人形町店〜江戸下町の鰻屋さん

三好〜人形町の鰻屋さん

雨で予定が中止になる。野球観戦でも経験がなく、登山のとき以来だ。令和6年10月9日(水)。朝10時に浅草の正定寺に入江長八の墓参りに行く予定だった。昨日が命日。しかし、滝のような大雨で中止。ミサイルのごとき大雨を描いた長八にが降らせたのか。都営浅草線も大幅にダイヤが遅れる。元から予約していた三好の鰻だけ食べることにした。伊豆が生んだ偉大なアーティスト入江長八の故郷・松崎町鰻屋人形町にある。

三好〜人形町の鰻屋さん

人形町駅のA6出口を出てすぐ。兄は地元の松崎に残り鰻屋を、弟が故郷を飛び出し人形町鰻屋を営業。映画『リバーランズ・スルーイット』のような兄弟。

三好〜人形町の鰻屋さん

店内は30席。カウンター10席、テーブル10席、お座敷10席と均等になっている。このバランス感覚は料理にも活かされている。

うなぎ三好 人形町店

お通しには「西伊豆松崎 三好」の刻字。ふるさとを忘れていない。

うなぎ三好 人形町店

最初は瓶ビール600円。安い。誘ってくださった方がアサヒ スーパードライが苦手。キリンなので注文。僕は40歳を過ぎてからビールを飲めるようになった。

うなぎ三好 人形町店

すみいかの刺身1,260円。醤油さしが可愛い。

うなぎ三好 人形町店

ずわい蟹と水菜のサラダ740円。シャキシャキの食感が良いアクセントになる。

うなぎ三好 人形町店

西伊豆産わさび漬けと蒲鉾400円。松崎のやさしさを最も感じられるメニュー。必ず注文したい。

うなぎ三好 人形町店

白ワインをフルボトルで。2500円。フランスのランドック・ルーションのシャルドネ。昼間っから瓶ビールとワインのボトル一本を開ける贅沢。ひとり9000円だが、そんな日があってもいい。

うなぎ三好 人形町店

ワイン単体だと淡く少し物足りないが、料理と合わせると最高の仕事をする。グラスもキンキンに冷やし、ボトルもワインクーラーに氷を入れてガンガンに冷やす。店主がワイン好きなのかもしれない。

うなぎ三好 人形町店〜江戸下町の鰻屋さん

セミファイナルの白焼・蒲焼。最も大きいサイズの「雪」で3,760円。半分こする。独りで来たら鰻重だけで終わるのでありがたい。塩とワサビを振って食べる。やや柔らかめ。メインイベンターにはなり得ないが、セミファイナルとしては良い仕事をする。

うなぎ三好 人形町店〜江戸下町の鰻屋さん

うな重はサイズ違いで桜、花、月、雪、重ねの5サイズ。お金がないのと、最も安いもので実力を見たいので「桜」2,880円。鰻は小さいが炭火で炊いた米がしっかりし、存在感が強い。何より鰻と白ワインのペアリング。殺風景な夏山に純白の雪化粧した刹那と永遠のマリアージュ。これから鰻屋さんに入ったら必ず白ワインをオーダーする。

店名
うなぎ 三好(ウナギ ミヨシ)
住所
〒103-0013
東京都中央区日本橋人形町1-5-6 ナカハナビル1F
営業時間
ランチ 11:30~14:00
ディナー 17:30~22:00
定休日
日曜日・年末年始

入江長八ゆかりの伊豆・松崎町

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