食いだおれ白書

世界を食いだおれる。世界のグルメを紹介します。孤高のグルメです。

日清みそきん〜カップ麺なのに社会現象、ヒカキンが作ったコンビニ最大の行列

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セブンイレブンで働く、リアル・コンビニ人間が知っている“本気の商品”がある。

それが「みそきん」シリーズ。

カップ麺の棚の前で、明らかに空気が違う商品がある。あの、腕組みした男。
そう、YouTuberヒカキンが手掛けるブランド「HIKAKIN PREMIUM」の味噌ラーメンだ。2023年5月にカップ麺として発売され、即完売が続くヒット商品。コンビニで「売り切れ」の札を見るのは珍しくない。しかし、この商品は違う。

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発売日の10時から即売り切れ。あまりに人気すぎて、セブンイレブンではお一人様1個までの限定販売。現在は楽天でも買えるようになっているが、2023年にはメルカリの転売で3000円を超えることもあった。コンビニカップ麺が、ここまで社会現象になることは珍しい。理由は明確。

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ヒカキンが幼少期から親しんだ地元の味を意識し、新潟産の白味噌をベースに、にんにく、すりごま、豚脂を加えた濃厚で芳醇な味噌スープ。2025年8月からは実店舗「みそきん」も展開されている。これは、カップ麺の皮をかぶったブランドラーメンだ。

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しかも作り方がシンプル。日清さんなので、味が美味しいことは言うまでもなく、3種類とも、お湯を入れて5分。湯切りや具材を入れる必要はなく、最後に付属の特製香味油を混ぜるだけ。カップ麺の完成形にかなり近い。そして、このシリーズは3種類ある。

 

日清みそきん 濃厚味噌ラーメン

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  • 価格:322円(税込)
  • ジャンル:カップめん
  • 製造:日清食品株式会社

まず見た目。白と黒を基調にしたカップに、ヒカキンの真顔。派手ではない。しかし存在感は圧倒的。棚に置かれると、まるで「ここにあるぞ」と主張してくる。

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フタを開けて湯を入れ、5分。香味油を混ぜると、味噌の香りが一気に立ち上がる。

一口。ガツンとまろやか。驚くほど、しっとり、まろやか。味噌が強いのに角がない。感覚としては、中国や台湾の大衆食堂にいる感じ。しっかりパンチはある。台湾ラーメンに近い。それでも、スープはしつこくない。濃厚なのに、飲めてしまう。このバランス感覚がすごい。

 

日清 辛みそきん 濃厚辛味噌ラーメン

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  • 価格:322円(税込)
  • ジャンル:カップめん
  • 製造:日清食品株式会社

見た目は赤。パッケージの段階で、すでに戦闘モード。

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そして一口。まず辛さの槍が突き刺す。鋭い。とにかく鋭い。しかし、3秒耐えると、濃厚な味噌の旨味が押し寄せる。

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辛さと味噌がぶつかるのではなく、ちゃんと融合する。むせるギリギリまで攻めてくる。ナイス攻撃。

 

日清みそきん 濃厚味噌メシ

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  • 価格:328円(税込)
  • ジャンル:即席カップライス
  • 製造:日清食品株式会社

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これは麺ではない。カップライス。見た目は完全に、ラーメン屋の締め。

味は、鍋のシメの雑炊のような包容力。濃厚な味噌の旨味が、米にしみ込む。スープの余韻を楽しむのではない。旨味が主役になる。これだけで一食成立する。

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改めて思う。コンビニの商品棚はときどき、とんでもないものを生む。

YouTuberのブランド。カップ麺。コンビニ販売。この三つが揃って、ここまで完成度の高い商品になるとは。

みそきん。

コンビニラーメンというより、ちょっとした事件である。

 

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