食いだおれ白書

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オランダ・スキポール空港メシ〜Happy Seafoodと「キベリング」、アムステルダムの揚げ物の王者

オランダ・スキポール空港メシ〜Happy Seafoodと「キベリング」、アムステルダムの揚げ物の王者

14回目の海外旅行にして、初めて郷土料理を食べなかったオランダの旅。惜別と後悔を抱えて寄ったのが、アムステルダムのスキポール空港の入り口にある「Happy Seafood」

オランダ・スキポール空港メシ〜アムステルダムに感謝を込めて

ニシン、タラ、ムール貝のフライ、カレイ、イカリングなど、さまざまな魚介の軽食を扱うシーフードスタンド。どうやらチェーン店ではなく、スキポール空港限定の店らしい(違っていたらコメントで教えてください)

ニシン(切りたての新鮮なもの!)、タラ、ムール貝のフライ、カレイ、イカリング、

店の主役は「キベリング(Kibbeling)」というオランダの定番料理。鱈(タラ)をカリッと揚げた一口サイズの“オランダのから揚げ”

Kibbeling

注文したのは「クラシック」11.5ユーロに、ラビゴットソース1ユーロをつけてもらい12.5ユーロ(2,000円)。軽食だが、値段は軽くない。

円安のご時世では仕方がなし。いつか超円高が戻ってくることを願いつつ、呼び出しベルを持って席に着いた。

値段は高いが、ぜひ味わってほしい。このキベリング、想像をはるかに超えてきた。

Kibbeling

衣はサックサク、中はホックホク。油っぽさがない。かなり軽い一味のようなスパイスが効いて超絶なる“レッカー(オランダ語で「おいしい」)”。ソース無しのほうが美味しいくらい。

日本の唐揚げや串カツが“揚げ物界の王者”だと思っていたが、王座をあっさり奪われた。これから「好きな揚げ物は?」と聞かれたら、ドヤ顔で「キベリング」と答える。世界三大揚げ物は「鶏の唐揚げ、新世界の串カツ、オランダのキベリング」

観光ができなかった旅の終盤に、ピーター・アーツのハイキックのような衝撃が待っていた。

※オランダは出国手続きが長蛇の列で、30分くらい時間がかかるので、時間に余裕がある場合におすすめ。

おまけ

オランダ・スキポール空港メシ〜Happy Seafoodとアムステルダムに感謝を込めて

出国審査を終えたあとも、「何かもう一つくらいオランダらしい味を…」と探し回ってみたが、スキポール空港の広さに完敗。成田行きE2ゲート近くの売店で、コーラとサンドイッチを購入。それだけで1,700円。日本の物価が恋しくなる。

オランダ・スキポール空港メシ〜Happy Seafoodとアムステルダムに感謝を込めて

映画『15時17分、パリ行き』で主人公のアメリカ人が「オランダのコーラは味が薄い」とぼやいていたが、実際に飲んでみると、アメリカのものより濃い。

次にオランダを訪れるときは、もっとゆっくりと、街の中で郷土料理を味わいたい。そして帰国するときは再び、あのキベリングを食べたい。

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『月とクレープ。』に寄せられたコメント

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